お姫様？なにそれおいしいの？【最終兵器俺達】

思い ページ10

貴方目線


『うわぁー！いろんなゲームがいっぱいですわ！！』



私は今キヨの部屋にいます。
キヨのことだからもっと散らかってると思ったけど…
すごく綺麗でインテリアのセンスも良すぎてビビるんだけど。



キ「なぁA。お前に聞きたいことがあるんだけど。」



『なんですの？』



キ「お前の居た城、好きだった？」




『…え？』



いきなりそんなことを聞かれた。
なぜそんなことを聞く必要がある？



『別に、普通でしたわよ。』



キ「本当か？俺には嫌っているように見える。」



『どうでもいいじゃないですの、そんなこと。」



キ「よくねぇ。本当は嫌いだったんだろ？だから簡単に住もうと思った。
　
　そうだろ。それに、お前は使用人が死んでもあまり悲しそうな顔をしなかったよな？
　
　俺の手に血がついていたのを見ても平然としてた。…いや、笑ってた。」



『…違う』



キ「違う？じゃあ何が違うんだよ。お前は普通の人とは少しずれてる気がするんだけど。」



『うるさい！何なのさっきから人の気も知れないで！

　私はあなたと違ってお母さんに迷惑をかけないように色々我慢してきたの！

　ほんとはもっと色んなことをしてみたいの！」



言ってしまった…
あぁ、口調が変わらなかっただけよかった。
キヨもすげー驚いてるわ…
そりゃそうだよな。




『…もういいですわ！！』



キ「あっ、待て！A！」




私は逃げ出すようにキヨの部屋から飛び出していった。


あれ…？今フジがいた気がしたけど…





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次ちょっとだけ暴力的な表現があるかもです！
ちょっとです！

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