お姫様？なにそれおいしいの？【最終兵器俺達】

脅し ページ4

キヨ目線


なんか部屋の前で変なことしてる女の人がいるんだよなー。
なにあれ。ドレス着てんじゃん。
どうやって入ったんだ？門は鍵がかかってるはずなんだが…
とりあえず話しかけてみるか。

キ「おい、誰だお前。どっから入った。」

その女の人は驚いたような顔をして振り返った。


どうしよう。この人、すごく綺麗だ…。
俺は顔が赤くなるのを感じた。
まあフードかぶってるから分かんないだろうけど。

キ「答えろ、どうやって入ったって聞いてんだ。その格好だと…
　 どっかのお姫様かなんかか？」

俺は問い続けた。そしておどおどしている。
うん。かわいい。

ヒ「おーいキヨそんなに騒いでどうした？ってだれそれ。」

フ「お前遅刻だぞ…え？」

お、国王のヒラと執事のフジじゃん。
あーあ、もう少し二人きりがよかったなー

キ「あーわりぃわりぃ。フジとヒラは早いな。なんかこいつがこの部屋の前に立って盗み聞きしてた から問い詰めてたけど何も言わねえんだよ。」


ヒ「そー言えば城の前でウロチョロしてる奴いたよねー。仲間？」

そういえばそんな奴いたなー。ってか俺殺したわｗｗｗ
だって怪しかったし、そん時は暇だったからつい…
馬車もあったけど爆弾(TNT)で吹き飛ばしちゃったしｗ

そういうと女の人の表情が変わった。
一瞬だけだったがにやりと笑った気がした。
すると悲しそうな表情になった。

『何するんですの！それ私の使用人ですわ！私は好奇心で入ってしまっただけなんですのよ？
　というか殺さなくてもいいじゃないですの！ありえないですわ！』

あー…声までかわいいとか。ズルすぎでしょ。
でも、好奇心でよく入れたなこの子ｗ

あ、いいこと考えた。
フジとヒラも察したのか困ったように笑っている。
よし決めた。

思考→←予想外

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す