お姫様？なにそれおいしいの？【最終兵器俺達】

暗闇 ページ28

過去の貴方目線



『お母様、帰りましたわ！…お母様？』


なんだかお母様のお顔が暗い気がするの…
何かあったのかしら？



母「あぁ、お帰りなさいA。

　 使用人がご飯を作ったから食べてきなさい。

　 そして早く寝なさい…。」




『…お母様、何かあったの？』



私はそう聞くとお母様は笑顔で、




母「何もないわよ？早く行きなさい(ﾆｺｯ」




『そ…うなの？じゃあ行きますわね！』



私は少し心配だったけど部屋を出て行った。




−−−−−−−−−−−−−−−−−−




『はぁ…今日も疲れましたわー！』


そんなことを言いながら廊下を歩いていた。

ご飯を食べ、お風呂に入り今から寝ようと
自分の部屋に向かっていたところだった。


すると、お母様の作業部屋から話し声が…。

声はどうやらお母様と何人かの使用人と兵隊の声だった。


私は、なんとなくその話を聞きたくなった。




母「どうしましょう…。誰が城に襲ってくると…。

　 この手紙が本当ならAをどうにかしなければなりませんね。」



兵「《お前の城の宝を奪う》、この 宝 とは何のことなんでしょうか…」




使「この城に宝なんて…宝石ぐらいですよね？」




この城に誰かが襲ってくるですって？！
大変ですわ！



兵「わたくしめが調べてきます！」



おっと、見つかっちゃう！

そう思い私は自分の部屋に戻り
あの話のことについて考えていた…が、どうしても
眠気には勝てなかった。

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