お姫様？なにそれおいしいの？【最終兵器俺達】

衝撃 ページ14

貴方目線


私は誰にも見つからないように城へ戻った。
こんな格好だったら不思議に思われてしまう。


でもどうしよう…私、服持ってなかったわ…ｗ

にしても疲れたわ…。



そう思いながら自分の部屋に戻った。
そしてベットへダイブ。



一気に眠気に襲われた。

あぁ、早く起きなきゃ。
そして早く抜け出そう。
私は重いまぶたに抵抗することなく眠りについてしまった。



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


『ん、んんっ…

　え…？』


目が覚めたらそこは自分の部屋…ではなくここは



『キヨの部屋…？』



キ「起きたか。」



『ふぇ？！』


今は夜中の2時


どうしてキヨの部屋にいるんだ？
昨日は自分の部屋で寝たはずなのに…。

それに、両手両足にくさりがつながれている。



『どういうことですの？」



キ「そのしゃべり方、やめたらどうだ？
　
　 普通にしゃべれんだろ、お前。」




『何の話ですの？早くこれを外してくださる？』




キ「とぼけても無駄だぞ。これ見ろ。」



ある動画を見せられた。
これはきっとフジさんのスマホだろう。

これは昨日の林の中での出来事だった。

あーあ…ばれちゃったんだ…

　


『へーフジさん、盗撮ですか？

　というかついてきてたんだ。あーあ、抜け出そうとしたのに…』



この先どうしよう。もしかして嘘ついてたから殺されちゃうのかな？



キ「抜け出す？できるわけないじゃんｗ俺らから逃げ出すとか無理だから。」



そういいながら私につながっていたくさりを外した。


『は？なんで外すんだよ。』



キ「え？もしかしてずっと俺のそばにいたかった？」



『んなわけねえだろ。殺さねえの？』



キ「なんで殺す必要があるんだよ。これからも一緒に住んでもらうつもりだ！」



そんなこと、笑顔でいわないでよ。
居たいって思っちゃうじゃん。

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