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rb目線
仕事が捗る捗る。
もー、ほんま、仕事終わった後に女の子からのチョコがあるとか考えただけでほんま…おん…仕事捗るんよな。
あとちょっと。
あと少し経てば女の子からのチョコやぁー！！
rb｢じゃ、失礼します！｣
A『私も、失礼します！』
この時間になると、ぞろぞろと人が出て行く。
わざわざ残業する奴なんておらん。
ここの会社ホワイトやしな。
A『あの、ロボロさん。チョコ渡す場所、私の家にして貰っても良いですか…？忘れちゃって…』
rb｢え、逆に行ってもええん！？｣
コクリ、と小さく頷いたAを見て、心が舞い踊る。
うぁーー、初めて女の子の家…ヤバいヤバいヤバい。気持ちの整理が…！
A『家まで、着いてきて貰っても良いですか？』
rb｢も、もちろん！｣
A『じゃあ、行きましょ！』
A『どうぞ！汚い部屋ですけど、ソファに座ってちょっと待っててください！』
rb｢おん…｣
ピシッとしてて綺麗ー！という訳ではない、生活感溢れる部屋。
Aの匂いがして落ち着かない。
A『…ロボロさん、はい！どーぞ。』
rb｢…え、俺が渡し……っ！｣
視界が反転する。
え、何された？
押さえ付けられた腕を見て、自分が押し倒されていることに気付く。
A『……本当に、ごめんなさいっ、私なんて嫌でしょうけど…っ、ロボロさんが無防備に部屋に…来るから…、断ってくれたら…っ！』
rb｢え、ええ、え？？ちょ、どゆことな…んっ｣
ちゅ、ちゅ、と何度も角度を変えてAは俺にキスをする。
A『ロボロさんは、抵抗しないで下さい…本当に、ごめんなさい…！』
rb｢ちょ、っと、待てって！！｣
華奢なAを退かすことも、退かした後に押し倒すのも簡単だ。
A『……』
rb｢…な、嫌だったら殴ってくれても蹴ってくれてもええから。｣
A『え……んむっ』
rb｢……あっま。チョコみたいな味する。｣
A『えっ、え、えっ、えっ？？』
rb｢俺、ここまでされんと分からん程鈍感やったんやなぁ。
なぁ、俺の間違いじゃなければ、俺の初めて貰ってくれるってことでええ？｣
Aはぽかんとしていたが、言葉の意味を理解したらしく、顔を赤く染めた。
A『……私の初めても、貰って下さい…』
rb｢っ！！……おん、とびっきり優しくして、ドロドロに溶かしたる｣
Aから貰った、手作りのチョコを口に入れて、Aにキスをする。
嗚呼、すっごく甘い。
愛おしいこの時間 syp、kn→←貰える方法を思い付いたので！ rb
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作者名：塩分の闇 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/egg/
作成日時：2024年1月25日 13時
