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一年後。
その日は太輔に呼び出され、2人でショッピングをした後にカフェでアイスティーを飲んでいた。
好きな店で好きな服たちに囲まれた太輔は心底楽しそうで…。
だけど、いつもずっと話してるはずの太輔が静かで、それが俺の胸を少しだけざわつかせていた。
渉「太輔…？体調悪い…？」
顔色も悪くないし、それまでは普通通りだった太輔。
太輔「…ワタ、」
その声色は、今でも鮮明に覚えている。
太輔「俺ね、αだったよ」
渉「…そっ、か」
頭は意外と冷静で。
もう結果は出てたんだ、って気持ちと、
そっか、やっぱりな、って気持ち、
それとは逆のうちのグループにもαがいたんだという気持ち、
そして、
ミツを心配する気持ち。
…これは必要ないことなのに。
それから、
俺だけに最初に教える意味を考えていた。
太輔「ワタ、知ってるんだよね？」
渉「何を…」
太輔「北山が、Ωだってこと」
太輔「俺、αだからさ、教えられたんだよ。マネージャーに。北山とはこれからあまり近寄るな、って」
シンメなのに、おかしいでしょ？と、太輔は嘲笑していた。
…お願いだから、そんな顔で笑わないでくれ。
太輔「気付いてたでしょ、教えられなくても。察しのいいワタなら」
…お願いだから、その責任を俺に任せないでくれ。
太輔「ワタ、」
太輔「北山を、守ってよ」
ハッとして太輔の顔を見ると、
その眼には俺の顔は映っていなかった。
渉「でも、2人は…」
太輔「ワタ、駄目だよ」
「2人は『運命の番』なんでしょ？」
その言葉は太輔によって遮られた。
太輔「北山は、望んでないんだから」
その時の俺には、
「お前の気持ちはどうなんだ」
と聞く勇気がなかった。
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JOKEЯ.xxx(プロフ) - FKLoveさん» はじめまして！貴重なご意見ありがとうございます(^-^)完結まで頑張ります〜☆ (2018年7月27日 23時) (
レス) id: 3771833855 (このIDを非表示/違反報告)
JOKEЯ.xxx(プロフ) - みゆなさん» 貴重なご意見ありがとうございます！頑張りますねo(｀・ω・´)o最後までよろしくお願いします！ (2018年7月27日 23時) (レス) id: 3771833855 (このIDを非表示/違反報告)
JOKEЯ.xxx(プロフ) - よーちょこさん» よーちょこ様、はじめまして！貴重なご意見ありがとうございます(^-^)完結までお楽しみください！ (2018年7月27日 23時) (レス) id: 3771833855 (このIDを非表示/違反報告)
JOKEЯ.xxx(プロフ) - happyswingerkeiさん» 完結までどうぞお楽しみください！そして貴重なご意見ありがとうございます〜☆ (2018年7月27日 23時) (レス) id: 3771833855 (このIDを非表示/違反報告)
JOKEЯ.xxx(プロフ) - 1632さん» はじめまして！貴重なご意見ありがとうございます(^-^)やっと太輔さん、動きました〜。 (2018年7月27日 23時) (レス) id: 3771833855 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：P子
| 作成日時：2018年7月21日 1時
