もしも婚約者がアイドルだったら。（（赤） ２

かまって。 ページ28

*







大「なぁなぁ！なぁなぁ！」



「……。」



大「A〜！」



「ふぅ〜……」



大「え、無視？！」



「…」



大「暇〜！！！」






鍋パから６日後、、




引越しを明日に控える私は最後の準備で大忙し。






それに大毅さんの態度が３日前くらいから変わり始めて今こんな状態。





大毅さん無理してるんじゃないかと思って淳太さんに電話で相談してみたら、



速攻で『あー、それいつものシゲやから』って言われた。




この状態の大毅さんは時々ウザいらしい。



でも真面目で努力家な一面もあって、ファンの人もそこにキュンとする人は少なくないと聞いた。






大「ほんまに引越しするん？」



「当たり前です」



大「…引越し、してほしくないねんけど」






…今、なんて？





大毅さんの方を見てみると反対側に顔を向けていた。






「ん…？？」






部屋に戻ろうとしたら、大毅さんが私の服のすそをキュッと掴んできた。




なぜか少し悲しげにみえる目で私を見てくるこの感じなんなの。






大「俺、俺な？…Aんことs」






大毅さんが何か言いかけたとこでチャイムがなった。






大「はぁ、、誰やねん」






私がインターホンを見ると淳太さんの姿。





実は淳太さんに食事に誘われて…あ、大毅さんも一緒なんだけどさ。




時間を見ると迎えに来てくれるって言ってた夜の７時になっていた。



やっば…引越しの準備に夢中になっちゃったよ。






「大毅さん、淳太さん来てるんで行きますよ？早く準備してください」



大「え、なんで淳太くん」






あ、この事大毅さんに言うの忘れてた。

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