“王子×悪魔”【赤】

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＿＿＿＿次の日の放課後


桃「話って何？」


「あのさ、やっぱり付き合わない？」


桃「え、しげに彼女が出来たから？」


「正直言って、恋愛的な意味で望のことが好きってハッキリとは言えない。
もし、それでも望がいいって言っくれたら…」


望、本当にごめんっ

私は何度も頭の中で望に謝った。


桃「シゲのやつ酷いよな、
Aに色々したくせに突然戻ってきた幼馴染と付き合い出すなんて。」


望は、眉間にシワを寄せて俯いて黙ってしまった。


そりゃそうだよ、
1度フッたのにやっぱり付き合ってくれって…

私だったら殴ってるな。




桃「分かった、付き合おう!!
俺がシゲのことなんか忘れさせたる」


望は、私の手を取り

しっかりと私の目を見てそういった。



凄い罪悪感が私を襲う



「あ、ありがと」



流星くんどんなアイディアがあるんだろ。







＿＿＿夜



青「望と付き合えたんやな」




「ま、まぁ」




青「じゃあ、望とシゲの近くでイチャつけ」




「………は？」




青「せやから、シゲの近くでイチャつけ。
ほんでシゲに嫉妬させる」



そうドヤ顔で言う流星くん



あぁ、信用した私が馬鹿だった。



「やっぱり、手を組むって話なかったことにしてください。」




青「なんでやねん。」




そうだ、流星くんこう見えても天然なんだった…

この前も神ちゃんと話しながら
口に含んだ水全部出してたし…





青「絶対後悔するからな！」




「しないですから。
安心してください、大毅くんのとこは自分で何とかします」


そういって私は、少し痛む足を引きずって
談話室をでた。









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次回移行予定。

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