Emotions ページ7
緑Side
緑「なぁ、よくあんなことあった後で
飯食えるな」
俺はしげにあの子の跡を一緒に付けるのを手伝わされてる
なんで俺がこんなことせなあかんねん
さっきの屋上で彼女は一人でお弁当を食べていた
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赤「なぁ、あの子いっつもここで一人なんかな?」
しげは小声で俺にそう話しかけてきた。
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緑「知らんけど、そうやないの?」
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赤「よし、声かけよ!」
緑「ちょ、よせって!」
俺は腕を引っ張ろうとしたときやった。
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いつみ「あー、こんなとこにいた〜」
「………ッ(ビクッ」
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明らかに(人1)さんはその人を見て怯えていた。
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毬子「こーんなとこで一人で食べてるんだぁ?」
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いつみ「ふふっ…」
彼女は、(人1)さんのお弁当箱を無理矢理横取り、
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ー…グシャッ
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お弁当箱の食べ物を床にわざと溢した…。
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緑「………ッ、」
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赤「……なんやっ、アイツ…」
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「……………」
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あかね「そのまま食えよ」
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「………ッ」
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床に落ちたものを食えって………こんな
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(人1)さんは床にしゃがみ込み食おうとしていた
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いつみ「うわぁー、」
あかね「汚っ」
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赤「お前ら!!」
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そんなとき、しげがいきなりいつの間にか女子軍団の所に入り込んでいた
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「…………えっ?」
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緑「ちょっ、」
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いつみ「なに、なんか用?」
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赤「なんで、こんなことするん!?こんなんただのいじめやん!!」
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しげは(人1)さんの前に出てかばっていた
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いつみ「なんでって、嫌いだから」
毬子「それだけだよね、」
あかね「あと、楽しいし」
はぁ、俺らにはその感情が分からへんわ
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作者名:愛莉 | 作成日時:2020年10月16日 15時