Warmth ページ16
「虐、待…?重岡くんが?」
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赤「ん、なんでこんな話ししとんのやろ笑
知られたなかったのに」
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「……ごめん、、」
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赤「(人2)のせいちゃうねん、あ、なぁ俺に付き合うてくれくへん?」
「………(頷く」
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わたしは、重岡くんの後ろから付いて行った。
しばらく歩くと、川と草原が見えた。
赤「ここに来るとな、嫌なこと全部忘れんねん!!」
ー…ドサッ
そう言って重岡くんは草むらに大の字になって横になった。
赤「(人2)もなれば?」
「でも、、」
赤「汚れへんって」
「うん、」
わたしは言われるがまま草原に大の字になった。
「気持ちぃぃ……」
赤「せやろ?」
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赤「嫌なこと、忘れれるやろ?」
「うん、」
わたしたちはそのまま目を閉じた。
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「ん、」
目を開けると、夕方でいつの間にか寝てしまったらしい
「やばっ、帰んなきゃ!!」
ー…ガバッ
わたしは起き上がった
赤「ん、なんや、もうこんな時間か」
って重岡くんは呑気に両腕を伸ばし、起き上がった
「時間やし帰る、重岡くん今日はありがとう」
赤「ええねんて、送ってく」
「でも、」
赤「ええから」
重岡くんはグィッとわたしの腕を掴み、歩き出した
赤「明日学校、来るよな?」
「………」
赤「俺も、負けへんから………負けへんでほしい」
「重岡、くん。」
赤「守るから、(人2)のこと」
「ありがとう、重岡くん」
ー…ぎゅっ
重岡くんはゆっくりとわたしを抱きしめてくれた。
あったかい、ぬくもりってこういうこと言うんだ。
「重岡、くん」
赤「…また、明日」
「うん、明日。」
そう言い、重岡くんはゆっくりと離れ、走って帰っていった。
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作者名:愛莉 | 作成日時:2020年10月16日 15時