Feelings ページ14
赤「あーぁ、これ落ちひんわ…」
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俺は（人2）の髪の色がスプレーで一部分を緑にされたみたいで
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ハンカチを濡らして二人で誰もいない公園のベンチに座り色を落とそうとしていた。
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「………」
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赤「よし、俺が可愛く切ったるわ」
「出来るん？」
赤「こう見えてそういうの得意なんやでーっ」
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って言いながら俺はかばんからハサミを取り出した
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赤「切るで?」
「うん、」
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ー…ﾁｮｷﾝ、ﾁｮｷﾝ
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「……なんで、いじめなんてあるのかな」
赤「………」
「いけないことだって、分かってるはずなのに」
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赤「そうやな……」
ー…ﾁｮｷﾝﾁｮｷﾝ
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「やっぱり重岡くんみたいにわたし明るくないからかな笑」
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赤「…そんなん、関係あらへんで」
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「重岡くんにはわからないよね、わたしの気持ちなんて……どこ行っても周りに囲まれてる重岡くんに、」
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赤「…………それは、俺を表でしか見てへんからやろ」
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「えっ……?」
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ー…ﾊﾞｻｯ
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重岡くんはいきなりわたしの前で制服のネクタイを取り、ブラウスを脱いで裸になった
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「……っ!?」
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すると、そこには身体中アザだらけで、
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タバコを押し付けられたような跡もあった
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赤「……俺、親に虐待されとるんよ」
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作者名：愛莉 | 作成日時：2020年10月16日 15時
