〜第100話〜下ごしらえ ページ4
私達は福岡の陽花戸中に着き、円堂と夏未と瞳子さんは陽花戸中の校長先生と話しているため
三人が帰ってくるまで待機してるように言われた
A｢まひー｣
私は士郎にもたれながら呟いていたら、秋と春奈がやって来て
秋｢ねぇAちゃん、暇だったら今晩の夕食の下ごしらえ手伝いしてくれない？｣
A｢!?....それってどんなことするの...｣
春奈｢心配しないでください！野菜切るだけですから！｣
A｢えっ、あっ、うん...｣
吹雪｢...あの、秋さ...｣
士郎が何か言おうとしたら
一之瀬｢すごいな!お菓子作れて、料理もできる!Aって本当にすごいよな！｣
土門｢作ることに関してはお前器用だしなー!｣
ニコニコしながら私の顔を見てくる一之瀬と土門
するとリカが顔を膨らまして
リカ｢そんなん!うちやってできるわ！
よっしゃっあ!!勝負やA!!
ダーリン〜、うちが勝つところ見ててなっ〜!!｣
塔子｢なんか面白そうだな！あたしも混ぜてくれよ！｣
リカ｢よっしゃっあ!雷門女子の出撃やで!｣
｢｢｢｢おぉっー!!｣｣｣｣
・
・
A｢...すいませんでした｣
春奈｢...だっ、大丈夫ですよ先輩!!これから上手くなっていけば良いんですから！!｣
秋｢そっ、そうよ!食べられるから大丈夫っ!｣
塔子｢そうそう！すげぇー斬新な切り方だしっ!｣
リカ｢それフォローになってへんがな｣
座り込んで地面に○をずっと書いてる私に励まそうとしてくれる四人
そう紛れもなく、私の切った野菜は形はガタガタで大きさもバラバラという悲惨な姿だった
A｢....本当に?｣
塔子｢そうだよ！いつか絶対できるよ！あたしでもできたんだからさ！｣
リカ｢せやせやっ!うちも教えたるし！元気だしーっ!!｣
私が頷つき、ようやく立ち直った時にキャラバンの中にいた皆が降りてきて
土門｢どうだーっ？できたかっ？
おーっ!やっぱ綺麗に....わぁおっ←｣
一之瀬｢...この野菜だけ、すごい斬新な切り方だね...｣
木暮｢うわぁっ...
っていうか、どーせっこれ、塔子さんなんじゃないの？うっしっしっ!｣
次々と男の子達が言う言葉に私の心には矢が何本も刺さっていった
風丸｢もしかして、これ切ったのがAだったりして?｣
壁山｢風丸さーん、それはないっすよ!
あんなにお菓子作りが上手なAさんがこんなに下手じゃないっすよ!｣
風丸｢だよなっ!｣
栗松｢で、これ誰が切ったでやんすか？｣
栗松が発言したと同時に私は木がある所に移動して地面に○をまた書き始めた
その後、発言した方々が私をフォローしたことは言うまでもない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 98人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kendomorka(プロフ) - このお話すごく好きです！番外編のアウターコードもすごく面白い！今の段階からアレス編が楽しみです！更新待ってます！ (2018年11月8日 19時) (
レス) id: 70ccac78bc (このIDを非表示/違反報告)
?桜咲?(プロフ) - 続きがきになります！！できるようになったら更新してください!!! (2017年12月31日 19時) (レス) id: 0122eee81d (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 凄く良かったです！続きがすっごく気になります！今、大変な時だと思います…。進路が思ったように行けるように応援しています！そして、更新待ってます…！色々、頑張ってください！ (2017年7月12日 21時) (レス) id: 48839c7b9d (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 柑橘系さん» コメントありがとうございます!!これからも頑張らせていただきますのでよろしくお願いします!!(*´-`) (2017年3月4日 21時) (レス) id: d7f52be315 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 奈都(´・ω・｀)さん» コメントありがとうございます!!そう言っていただけて嬉しいです!!これからも頑張らせていただきます(*´-`) (2017年3月4日 21時) (レス) id: d7f52be315 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いちご | 作成日時：2016年12月16日 18時
