〜第122話〜今の状況 ページ29
A｢...逃げちゃ駄目か...｣
私は麻衣さんと別れてから、家に帰ってソファーに座っていたら
A｢...ほんとっ、不思議な美人さん..｣
私はブツブツと呟いていたら
｢ただいま帰りましたっ!｣
元気よく帰ってきたたちむーの足音が聞こえてきて
A｢あっ、おかえりな...｣
と言いそうになっていたら、たちむーが私の所まで勢いよく向かってきて
立向居｢Aさんっ!!俺と付き合ってくださいっ!!｣
A｢...えっ!?//｣
唐突の告白で少し驚いていたら
立向居｢あっ!?ごっ、ごめんなさい！そうじゃなくてっ!
今から時間良いですか!?ちょっと見て欲しいものがあるんですっ!!｣
A｢あっ、うんっ...｣
するとたちむーは私の手をつかんで
立向居｢手荒なことですが、失礼しますっ!｣
私の手をつかんで玄関を飛び出して行った
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A｢ねぇっ、どこまでいくの...?｣
走らされてから10分、私は陽花斗中の中にある森の中まで連れていかれた
立向居｢もうすぐですよっ...あっ...ここですっ｣
A｢!?...春奈、木暮...?｣
春奈と木暮がいくつものサッカーボールで特訓をしていた
春奈｢どうしたの木暮君!
あなたらなもっとできるはずでしょっ!!｣
木暮｢...無理言うなよ
俺だって頑張ってるんだから...｣
うつ向きながら座り込んでいる木暮
木暮｢....Aさんも...
このチーム抜けちゃうのかな...｣
春奈｢えっ...?
なっ、何言ってるの....よ....｣
春奈も初めは強く言っていたが最後には弱い声になっていた
木暮｢....俺の前にはAさんがいた
追いつきたいけど追いつけない存在で....
前にいるとすげぇー安心して
でもっ、今は目の前に目標している人がいないっ...｣
春奈｢木暮君っ...｣
春奈も座り込んで何も喋っていなかった
立向居｢...皆、Aさんが心配なんです...
俺がこんなこと言うのもおせっかいですが...
辛いのはAさんだけじゃないんです...｣
悲しそうな顔をして私のことを見つめるたちむー
A｢....そうだねっ
私っ...自分の事がいっぱいで...
今の雷門の皆の周りがこんなことになっていたなんで全然知らなかった....｣
立向居｢Aさんっ...｣
A｢...でもね...本当に今はサッカーする自信がないのっ...
ボールを蹴るのが怖くてたまらないのっ...!｣
私は立ち上がって森の中を抜けた
たちむーが私の名前を呼ぶけど聞こえない振りをして
ただただひたすらに走ったのだった
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kendomorka(プロフ) - このお話すごく好きです！番外編のアウターコードもすごく面白い！今の段階からアレス編が楽しみです！更新待ってます！ (2018年11月8日 19時) (
レス) id: 70ccac78bc (このIDを非表示/違反報告)
?桜咲?(プロフ) - 続きがきになります！！できるようになったら更新してください!!! (2017年12月31日 19時) (レス) id: 0122eee81d (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 凄く良かったです！続きがすっごく気になります！今、大変な時だと思います…。進路が思ったように行けるように応援しています！そして、更新待ってます…！色々、頑張ってください！ (2017年7月12日 21時) (レス) id: 48839c7b9d (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 柑橘系さん» コメントありがとうございます!!これからも頑張らせていただきますのでよろしくお願いします!!(*´-`) (2017年3月4日 21時) (レス) id: d7f52be315 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 奈都(´・ω・｀)さん» コメントありがとうございます!!そう言っていただけて嬉しいです!!これからも頑張らせていただきます(*´-`) (2017年3月4日 21時) (レス) id: d7f52be315 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちご | 作成日時：2016年12月16日 18時
