〜第120話〜強引に ページ27
〜次の日の朝〜
私は体を起こして階段を降りていると玄関の前で靴を結んでいるたちむー
A｢おはよう...あれ...もう出掛けるの？｣
私が後ろから声をかけるとこちらを振り向いて
立向居｢あっ、おはようございます！
えっと、俺も早くマジン・ザ・ハンドを使えるようにしたくって....｣
少しモジモジしながら、そう言うたちむー
こんなにもたちむーは頑張っているのに私は...
A｢....そっか｣
立向居｢...あっ、Aさんっ!
俺の部屋、本とかいろいろ置いてあるので自由に使ってくださいねっ!｣
A｢うんっ...ありがとう...
それじゃあ、行ってらっしゃい｣
立向居｢はいっ!行ってきますっ!｣
私は軽く手を振ると彼はニッコリと笑ったが、その後に少しだけ見えた悲しそうな顔が私は忘れられなかった
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朝御飯も食べ終わり、たちむーのお母さんも仕事のために家を出たので、私も散歩ついでに外へえと足を踏み入れた
しばらく歩いていると
A｢....今日はいるかな｣
私は不思議である麻衣さんが気になり、昨日の来た空き地を覗いてみると
土管に座り足をくんで冊子を見つめている麻衣さんの姿だった
その姿は太陽の光が彼女を引き立てて、輝いているように見えた
麻衣｢...あっ、また会えたね｣
ニコリと笑いながら土管を降りて私の所までやって来た
麻衣｢昨日はごめんねっ、勝手に帰っちゃって｣
A｢あっ、いえっ、全然っ｣
私は首を横に振ると
麻衣｢...あっ、ねぇ如月さんっ!
今日も良ければ付き合ってよ!｣
目をキラキラさせながら私の手を握る麻衣さん
A｢えっと、はいっ...どのページですか？｣
私は台本の中を覗いていると
麻衣｢あー違う違う!セリフじゃなくて...
説明するのも面倒だから、まぁついてきて！｣
すると麻衣さんは、またもや強引に私の腕を引っ張り空き地を飛び出した
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麻衣｢わぁっー!!やっぱり似合ってる!!｣
A｢えっと....｣
私達は服屋さんに来ており、麻衣さんにフリルがたくさんついたワンピースを着せられたが
私がいまいちな反応をしていたら
麻衣｢...よしっ、次よ｣
次々といろんな服を着させられるが私がずっと微妙な反応していたら
麻衣｢うーん...中学生って、こーゆうの好きじゃないのかしら...｣
麻衣さんは独り言をぶつぶつと言っていたら
麻衣｢よしっ、如月さんっ!次、行くわよ！｣
またもや麻衣さんに強引に腕を引っ張られながらお店を出た
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kendomorka(プロフ) - このお話すごく好きです！番外編のアウターコードもすごく面白い！今の段階からアレス編が楽しみです！更新待ってます！ (2018年11月8日 19時) (
レス) id: 70ccac78bc (このIDを非表示/違反報告)
?桜咲?(プロフ) - 続きがきになります！！できるようになったら更新してください!!! (2017年12月31日 19時) (レス) id: 0122eee81d (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 凄く良かったです！続きがすっごく気になります！今、大変な時だと思います…。進路が思ったように行けるように応援しています！そして、更新待ってます…！色々、頑張ってください！ (2017年7月12日 21時) (レス) id: 48839c7b9d (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 柑橘系さん» コメントありがとうございます!!これからも頑張らせていただきますのでよろしくお願いします!!(*´-`) (2017年3月4日 21時) (レス) id: d7f52be315 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 奈都(´・ω・｀)さん» コメントありがとうございます!!そう言っていただけて嬉しいです!!これからも頑張らせていただきます(*´-`) (2017年3月4日 21時) (レス) id: d7f52be315 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちご | 作成日時：2016年12月16日 18時
