〜第118話〜麻衣さんとの出会い ページ25
あれから雨はやみ、気がついたらもう夕方近くになっていった
A｢...そろそろ帰ろ｣
私はブランコを立ち上がって傘を持った時に
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｢わぁっ!?わぁっどいてっ!!｣
A｢えっ?｣
後ろからローラースケートで来た一人の少女が私と衝突して私が下敷きになってしまった
｢あっ、ご、ごめんなさいっ、大丈夫っ...?｣
慌てて私の上から降りる少女
A｢...あっ、はいっ...!｣
私は起き上がって服を見ると地面の影響でジャージの前が汚れていた
｢服とか濡れてないっ？｣
私は急いでジャージを脱いで腰に巻いた
A｢あっ、大丈夫です｣
その顔を見るととても整った顔で一言で言うと美人の人だった
｢本当にごめんなさいね...
...あなた、テレビに出てるエイリア学園ってのを倒してる如月さんよね...?｣
A｢...えっ？あっ...｣
｢やっぱり!!私、あなたのファンなのよっ!!
こんなところで出会えるなんてっ!!｣
するとその美人さんは私の手を握り目がキラキラになりながら私の顔を見つめた
｢あっ、ごめんなさい...私っ...
麻衣って言うの！よろしくねっ!｣
A｢あっ、はいっ、如月Aです、よろしくお願いします｣
私は一礼すると麻衣さんはニコリと笑い
麻衣｢あっ、そうだっ!!如月さんっ!この後時間ある？美味しいパン屋さんがあるから、お詫びにそこに一緒に行きましょっ!!｣
もの凄い早口でそう言うと私の答えも聞かずに腕をつかんで公園を飛び出した
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麻衣｢あそこの空き地で食べましょ｣
A｢あっ、はいっ｣
私は強引に麻衣さんに連れていかれ空き地にある土管の上に座った
麻衣｢さっ、食べて！ここのクリームパン美味しいのよ！｣
私は麻衣さんから手渡しされたクリームパンを受け取り一口食べた
A｢...おいしいっ｣
麻衣｢でしょっ！甘すぎない甘さっ!生地のふわっふわっ!!｣
麻衣さんは土管を降りてクルクル回り始めた
麻衣｢あっ、ねぇ如月さんっ!私の鞄開けて冊子出してくれない？｣
私は疑問に思いながら麻衣さんの鞄を開けて冊子を出すと
A｢...ロミオとジュリエット?｣
冊子はロミオとジュリエットと書かれた台本だった
麻衣｢そうっ!私、こう見えてミュージカルやってる人なのよ！
この作品で初めて主役のジュリエットを貰えたの！
ねぇ、台詞があってるか確認したいから、少し付き合ってもらっても良い？｣
A｢あっ、はいっ、わかりました｣
私はページを開けて台本を呼び始めた
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この麻衣さん、かなり重要になるので覚えといてくださいっ!!
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kendomorka(プロフ) - このお話すごく好きです！番外編のアウターコードもすごく面白い！今の段階からアレス編が楽しみです！更新待ってます！ (2018年11月8日 19時) (
レス) id: 70ccac78bc (このIDを非表示/違反報告)
?桜咲?(プロフ) - 続きがきになります！！できるようになったら更新してください!!! (2017年12月31日 19時) (レス) id: 0122eee81d (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 凄く良かったです！続きがすっごく気になります！今、大変な時だと思います…。進路が思ったように行けるように応援しています！そして、更新待ってます…！色々、頑張ってください！ (2017年7月12日 21時) (レス) id: 48839c7b9d (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 柑橘系さん» コメントありがとうございます!!これからも頑張らせていただきますのでよろしくお願いします!!(*´-`) (2017年3月4日 21時) (レス) id: d7f52be315 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 奈都(´・ω・｀)さん» コメントありがとうございます!!そう言っていただけて嬉しいです!!これからも頑張らせていただきます(*´-`) (2017年3月4日 21時) (レス) id: d7f52be315 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちご | 作成日時：2016年12月16日 18時
