〜第116話〜分からない ページ23
A｢...どうして...?｣
私は納得がいかず、走って皆の前に立った口を開けた
A｢みんなっ、どうしてなの...?
いっつも私達を励ましてくれた円堂がサッカーできない状態なんだよっ...!!
チームメイトだったら練習するよりも円堂を元気つけるほうが大事だよ...
もう誰も失いたくないのに....
....このままじゃ皆がバラバラにっ!!｣
私が発言すると皆は黙りながらうつ向いていたが鬼道の口が開いた
鬼道｢アイツは必ず立ち上がる...
だから、今は円堂に時間を...｣
私は鬼道が続けようとしていた言葉を重ねて
A｢どうしてそんな保証ができるのっ...!!
今からでも遅くないっ!皆で円堂の所に行こうよっ!｣
夏未｢でも練習が...｣
私は夏未に近づいて
A｢練習は私が瞳子さんに頭を下げて無しにしてもらえるようにお願いするからっ!!
だからっ...だからっ!!｣
私は頭を下げて皆に必死に伝えていたが
｢...Aはどうしたいの....?｣
A｢...えっ?｣
顔を上げてみると、その声の先は塔子だった
塔子｢A、何か変だよ...｣
A｢...っ｣
私が塔子をじっと見つめていると
塔子｢...じゃあさ、Aはサッカーが好きじゃないの？
いろんなチームと試合して
勝ったり負けたり、特訓して強くなって、あたし達とサッカーすることが楽しくないの...？｣
私は首を横に振ってから
A｢そんなことないっ...｣
塔子｢ほんとにっ...？｣
声が若干震えてそう言う塔子
A｢えっ...?｣
塔子｢A、全然楽しそうじゃないよ...
好きで楽しかったら、そんな顔しないよっ...｣
皆の顔を見ると悲しい顔をして私を見つめていた
A｢...えっ...そんな...変な顔してた...?
やだっ....変だね....
私はうつ向いて自分の頬に手を置いてから口を開けた
楽しかったのに....
楽しかったはずなのに....
いつからなんだろっ...変だね...
私は頬に手を離して、ゆっくりと顔を上げて皆の顔を上げてから口を開けた
...でも...私っ...
ただっ私っ...みんなとっ....!!
.....あれ??
私がそう言った途端に大粒の涙が出てきて
・
・
・
・
...どうしたかったんだっけっ....??
どうしたかったのかな...??
...どうしたら良かったんだろ....??｣
私がうつ向くと地面にはたくさんの茶色シミが何滴もできていた
リカ｢なっ、なぁ？A...?｣
リカは私の肩を持つが何も感じなかった
A｢....わかんないっ....
...わっ、わかん..ない..よ｣
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kendomorka(プロフ) - このお話すごく好きです！番外編のアウターコードもすごく面白い！今の段階からアレス編が楽しみです！更新待ってます！ (2018年11月8日 19時) (
レス) id: 70ccac78bc (このIDを非表示/違反報告)
?桜咲?(プロフ) - 続きがきになります！！できるようになったら更新してください!!! (2017年12月31日 19時) (レス) id: 0122eee81d (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 凄く良かったです！続きがすっごく気になります！今、大変な時だと思います…。進路が思ったように行けるように応援しています！そして、更新待ってます…！色々、頑張ってください！ (2017年7月12日 21時) (レス) id: 48839c7b9d (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 柑橘系さん» コメントありがとうございます!!これからも頑張らせていただきますのでよろしくお願いします!!(*´-`) (2017年3月4日 21時) (レス) id: d7f52be315 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 奈都(´・ω・｀)さん» コメントありがとうございます!!そう言っていただけて嬉しいです!!これからも頑張らせていただきます(*´-`) (2017年3月4日 21時) (レス) id: d7f52be315 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちご | 作成日時：2016年12月16日 18時
