２０話 森と歌とあの人と ページ20
ザッザッザッ・・・とただひたすら森のなかを歩き続ける。
もうかれこれ３時間は歩いている。さすがに疲れてきた・・・。
あ(そろそろ休むか・・・。)
靴紐をゆるめてブーツをぬぐと、一気に足が軽くなった
大きな木の根に腰を下ろし、空を仰ぐ
ヘレンは・・・いつ死んじゃうんだろう・・・
ヘレンが死んだら・・・きっとまた私は独りになる。
この世界で私は・・・天涯孤独の身になるなるだろう。
生きていけるのか・・・？向こうの世界にはもうもどれないのかな・・・。
不安で心がいっぱいになる。
あ「はぁ・・・。」
急に、歌いたくなった。
『A、辛くなったら歌えばいいのよ。
歌っている間は・・・何もかもを忘れられるんだから。』
こう言っていた大好きだった人の影響かもしれない。
その人はもう・・・いないのだけれど。死んだから。
よく考えれば、「あの人」とヘレンは似てなくもない。
すうっと息を吸って、歌い出す。
あ「どんな闇の中でも 君のそばにいるよ
目印なんかいらない 繋いだ手の温もりがあるから
何も恐れなくていい
君がいるから強くなれる
君がいるから優しくなれる
君は僕の太陽だから・・・・・・・・」
少し暗い歌。でもこの歌が一番好き。
「あの人」に教えてもらったから。
歌い終わって一息ついたその時
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！」
あ「！！？」
村の方から、微かに悲鳴が聞こえた。
何かあったのか・・・！？ここから村へは走っても三十分はかかる・・・。
あ「ヘレン・・・無事でいて！！！」
ヘレンは無事に決まってる・・・！！そう心では思っているのに
少し・・・いや
かなり嫌な予感がする。
私はブーツをしっかりと履き直すと、村に向かって全力で走りだした
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シエラ(プロフ) - 水水さん» 本当ですか(゜ロ゜)！？ファンなんて一生できないと思ってました…！すごくうれしいです。ありがとうございます(^-^) (2014年5月2日 7時) (
レス) id: 146ee6c9fd (このIDを非表示/違反報告)
水水 - はい！！楽しみにしてます！！ケータイ持ってないのでお気に入り登録できないですけど私は貴方のファンデスよ！！ (2014年5月1日 21時) (レス) id: 437e084f69 (このIDを非表示/違反報告)
シエラ(プロフ) - 水水さん» コメントありがとうございます！！更新、なるべくたくさんできるように頑張りますね（＾＾） (2014年4月30日 18時) (レス) id: 1618c520d3 (このIDを非表示/違反報告)
水水 - この小説マジでサイコー☆じゃんじゃん続き書いてください(*^_^*)ますます続き気になってきた〜＞_＜更新待ってまーす(^^) (2014年4月30日 14時) (レス) id: 437e084f69 (このIDを非表示/違反報告)
桜花さくら（夜桜）(プロフ) - シエラさん» いえいえ、こちらこそレスをありがとうございます(´･ω･`)(´-ω-`)) ﾍﾟｺﾘ (2014年4月29日 20時) (レス) id: 6ca5d008f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シエラ | 作成日時：2014年3月2日 10時
