【七つの大罪】甘い恋の魔法に酔う。【短編リレー】 (ページ5)

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みるくちょこれーと【メリオダス】@夢七ページ5

(学パロ)

私とメリオダスは
ホワイトチョコレートの様に甘い関係でもなければ
ビターチョコレートの様に苦い関係でもない。

＿みるくちょこれーと＿

｢おっはよ！！｣

幼馴染みという安定地帯に居座っている私はいつもどおりにメリオダスの背中をぱしっと叩き挨拶をする。

｢ん、はよ。｣

いつもより眠そうなメリオダスは短めに挨拶を返してあくびを一つ。

｢....また寝てないの？｣
｢色々あってな｣
｢なによそれ。とにかくちゃんと寝なよ｣

そんな会話をして登校するいつもどおりの朝。

たまに、｢メリオダスと付き合ってるの？｣なんて聞かれることがあるけど残念ながら付き合っていない。

只今は、私の想いがメリオダスに向いてるだけ。一方通行状態。

でも、今はそれでいいの。

今の私には、甘すぎず、苦すぎずの“ミルクチョコレート”が丁度いい。

｢おーい。聞いてんのか？｣

考え事をしているとふとメリオダスの声が聞こえた。

｢あ、ごめん、聞いてなかった！｣
｢そっか。｣
｢で？なんだったの？｣
｢うんにゃ。なんでもねー。｣
｢そう。｣

気付くとそこは学校で“んじゃ、帰りな。”と言って去っていくメリオダス。

なんで、こんなにも近くに、昔から長く居たのに気付かないかな。

あのばか。

なんて心の中で毒づいて見るも届くはずもなく鼓動に飲み込まれていく。

いつか、振り向かせて見せるから。

いつか、自分から幼馴染みなんて終わらせてやる。

だから、今だけは味あわせて

甘くも苦くもない

幼馴染みという関係を

いつでも曖昧な

＿みるくちょこれーと＿を。

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進まないと嫌なのでとりあえず書きました。
訳わからないです('ω')

ちなみに、ミルクチョコレートをなぜ、途中でカタカナにして最後にまた平仮名に戻したか。

ミスではありません。

ミルクチョコレートの曖昧さを表すためです。

幼なじみとは、恋人でもなくでも、友達より特別な関係だと、私は思っています。

だから、その曖昧な関係を表すためにミルクチョコレートの字も曖昧にしてみたのです。

どうでもいいですね('ω')

以上夢七でした。

あ、自己紹介を載せる作者様はこの話の前に割り込みさせてくだされば。