七つの大罪の男性陣と恋をした。 (ページ5)

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ゴウセル(看病) ページ5

リクエストありがとうございましたm(*_ _)m
全力で書きたいと思います←
ゴウセルが看病される側と言うことで頑張りますっ！

｢ゴウセル...大丈夫かなぁ｣
私は小さな声で呟いた、
｢ゴウセルなら、大丈夫だろ｣
隣に座っている団長はそういうけど...
結構辛そうだったんだよね...。

今、彼...ゴウセルは風邪をひいている。
朝、熱をはかったんだけど結構高かった...

やっぱり様子が心配だ。
部屋に行ってみよう...
私はその場から立ち上がりゴウセルがいる部屋へと足を進めた。

ｺﾝｺﾝｺﾝ
｢ゴウセル？はい...るよ？｣

私はそっとドアをあけた。
そして、彼が寝てるベッドへ足を運んだ。

部屋には彼の寝息だけが響いていた。

ベッドの隣に椅子を持っていき腰を掛ける。
彼は寝ている。でも、少し苦しそうだ。

額から汗が出ている。
私はそっとタオルで拭う。

普段、表情を全く変えない彼だが
今は違う。苦しそうな表情を浮かべている。

額にそっと手を当ててみる...
｢あっつ...！！｣
息が混じった声が響く。

まだ熱は下がってないか...

私はタオルを水でぬらして彼の額にそっと置く。

すると、今まで部屋に響いていた彼の寝息がやんだ。彼はそっと重そうな瞼を開いた。
[ん...A...か？]
いつもと話し方は変わらないものの
少し声が弱々しい。

｢お、起こしちゃった？ごめん...｣
少し、小さめな声で言った。
[いや...大丈夫..だ]
起きててもやはり苦しそうだ...
｢あ、お腹すいてない？なんか作ろっか？お昼だし...｣

[じゃ...あ..頼む]

｢わかった。じゃあ、作ってくるから。待っててね｣

そう言って静かに部屋を出るときには
もう、彼の寝息が部屋に響いていた。

彼の部屋をあとにして下へ降りるとバンやら団長がニヤニヤしていた。
｢A～。どこ行ってたんだー♪｣
バンはお酒を片手にしている。出来上がっているだろう。無視しよう。
｢ゴウセルのところだろ？A？｣
はぁ。団長とできあがっているバンはめんどくさい。
｢ご飯作らなきゃダメなの。邪魔しないで。｣
私はそう二人にいうと調理場へと足を運んだ。

んー...何作ろう。
彼は前、私が風邪をひいていた時にお粥を作ってくれた...それはとても美味しいかった。

｢お粥...作ろうかな｣

私は手際よくお粥をつくる。
途中でニヤつきながら調理場を、覗いてくる金髪のちっさいひととかいたけど
まあ、気にしない。

私はできあがったお粥と飲み物をお盆に乗せ上へ運ぶ。