七つの大罪の男性陣と恋をした。 (ページ32)

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エリザベスside☆ ページ32

今回は5000hit記念のエリザベスsideをはよかけって言われたので書きます！告白の前らへんから書きますね！

こんにちは。エリザベスです。今日はメリオダス様に告白しようと思っています。
ディアンヌやA様が応援してくれたので勇気をだそうと思います。
で、でも。どこで告白をしようか...な。

私は同じクラスの彼をチラ見する。
もう帰りの準備を始めていた。

帰り道！...はいつもお友達と帰っていた気が...
やっぱりここで言うしかない。
そう思っていると彼が廊下へ出た。
あ、今行かなきゃ。そう思い、少し早歩きで彼の元へ歩く。

｢あ、あの。メリオダス様｣
私は彼の傍へ寄り声を掛ける。
｢ん？どうした？エリザベス｣
彼はいつもどおり。
｢あの...中庭まで来てもらえませんか？｣
私は少し声をひそめる。
｢ん？ああ、いいぞ｣
彼はそういい中庭へと歩く。私も振り返り中庭へ歩く。
振り返るときにA様が見えた。ドアからこっちを見ていた。
わかってる...A様がメリオダス様を好きな事

わかってる。メリオダス様がA様を好きな事

返事はきっと悪い結果

でも。言いたい。伝えたい。

そう考えていると中庭についた。

すぅっと息を吸って彼へいう。

｢好きです。メリオダス様。入学式の時から...ずっと。｣
彼は少しびっくりした顔でこちらを向く。
そのあと真剣な顔に変わる。
私は目をつぶって彼からの返事を待った。

｢うん。ありがとなエリザベス。そう思ってくれて。でも...俺には好きな奴がいるんだ。だから、エリザベスの気持ちには答えられない。｣

やっぱりそうだ。でもいい。言えたから。
私は目をゆっくりあけてこぼれ落ちそうな涙を我慢して、笑顔をつくり言った。

｢そうですか。なら、言ってあげてください。その人に。｣

すると彼は、〝ありがとな〟と笑い走っていった。
これでいい。
彼が幸せになってくれれば。
あの子が笑ってくれれば。

あの子は大切な友達。だから、笑っていてほしい。メリオダス様にも。

私は溢れてくる涙をぬぐい、中庭をあとにした。

次の朝
二人は笑顔で登校してきた。

二人が結ばれたとわかったのは確かにつながれていた手だった。

＿＿＿あとがき！
エリザベス優しい。うん。神様w
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