七つの大罪の男性陣と恋をした。 (ページ30)

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10000hit記念！学パロページ30

ーその日の帰りー
彼の隣を歩く私、私の隣を歩く彼。
なんか...恋人みたい。
それに思わず口元が緩む。

ここまでいろいろ話したがもうそろそろ本題に入ろうと思いすぅっと息を吸い、手を握る。
｢あのね。バン｣
私はいつもより小さな声で話したが彼は聞いていてくれた。
｢ん？なんだー♪｣
それに少し嬉しくなる。
｢あのさ。遊園地...とかどうかな？なんて...｣
私は声が震える。
｢遊園地？なんでだ♪｣
彼はやっぱり悪戯っぽくわらう。
｢あ。ディアンヌとキングがデートするらしいんだけど...その。なんか二人じゃ気まずいからって...で｣
私は勇気を振り絞る。
｢あー。俺パス♪｣
彼は片手をひょいとあげ笑う。
そっか...そうだよね。彼女でもないのに。
私は今にも泣きそうなくらい悲しかった。
彼に拒否された気がして。
でも、ここで泣いたら、彼は優しいから心配する。そんな心配はさせたくない。
だから私は笑顔を作って
｢そっか、ごめんねー！急に。じゃあ私着いたから！また来週！｣
といい手を振る。
彼はん～♪といい手を振り返してくれた。
家に入ると一目散に部屋へ入り、ベッドへダイブした。
目から溢れ出す大粒の涙を止めるために枕に顔を押し付ける。
｢うぇっ...ふっ...んっ｣
私は思い切り泣いた。

少し落ち着くと私は同じクラスで幼馴染みのゴウセルにメールをした。
『明日｡遊べる？』
するとすぐに返事が帰ってきた
『ああ。明日は空いている』
私もすぐに返信する
『じゃあ。遊園地行かない？ディアンヌとキングもいるんだけど』
そして、またすぐに返事がきた
『了解した』
多分、いいよと言う意味だろう。
私はほっと息を吐くと、彼へ日にちと時間を教えて、次は
『相手はバンじゃないけど、明日ダブルデート出来そうw』
と素早く打ってディアンヌへ送信した。
すると直ぐに返信がきた
『え？バンじゃないの？』
私もすぐに返信する
『あー、うん。断られちった(・ω＜)ま、ゴウセルと行くからいいよ！』
すると、またすぐに返信がきた
『そっか、じゃあ、私明日の服選ぶからここら辺で！』
ふふっ、乙女だなぁと笑みがこぼれる。
そして、私も選ぼっ！とクローゼットを開いた。

ー次の朝ー
私は昨日選んだ、薄ピンクのワンピースにカーディガンをはおり、黒いニーハイソックスにかわいめのブーツを履いた。
そしてお気に入りのバッグを片手に家を出る。

まずはゴウセルと合流してその次にディアンヌとキングと合流する。