七つの大罪の男性陣と恋をした。 (ページ1)

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ゴウセル(看病) ページ1

はぁ...今日は最悪だ...
私は風邪をひいてしまった...
みんなはきっと外で今日も飲んでいるんだろうな。

｢はぁー...つまんないなぁ｣
そうつぶやくと私は下へ降りようと熱で熱さをました重い体を起こしベットからおりた。

そして、外にいるみんなにバレないよう
ゆっくり階段を降りた。

扉の方へ足を進め、少し外の様子を見る。みんな楽しそうに話してお酒を飲んでご飯を食べている。
扉を閉めｸﾞﾙﾙｰとなるお腹をさすりながらまた寝るか...とつぶやき方向転換をすると...後ろにゴウセルがいた。

｢わっ！！｣
私は驚いて声を出してしまった。
ゴウセルは表情一つ変えない。
ま、当たり前かぁ。
［どうしたのだ？A。寝てなくて大丈夫なのか？］
表情一つ変えない彼だが一応心配はしてくれている様だ。
｢あ、えと、お腹すいちゃったなぁ...なんて...｣
私は少し申し訳なさそうにいった。すると、ゴウセルがなら、俺が作ろう。と言った。
｢へ？！｣
びっくりしすぎて声が裏返った。はずかし...
［俺が作ったらなんかおかしいか？］
｢あ、いや。...えと、...お願い...します。｣
［了解した。Aは先に部屋に戻ってろ。後で持っていく。］
｢あ、うん。わかった。｣

ゴウセルは厨房へ向かっていった。

｢部屋に戻るか...｣
私も、階段へ足を進めた。

部屋につくと、ベットへ身を沈めた。

あの冷静で表情一つ変えない彼。
でも、心配してくれてるんだよね...

そして、私のため...にご飯を今作ってくれている。心配だけど...ゴウセルなら大丈夫かな。
きっと...

そのまんま私は意識を手放した。

［A...A。できたぞ。］
目を覚ますと彼がベッドのすぐそばの椅子に腰をおろしていた。

どうやらご飯ができたようだ。

［起きれるか...？］

｢ん...大丈夫｣
彼の問に私は消えそうな声で答えて、体に力を入れる...でも力が入らない...。
どうしよう...。
考え込んでいると彼が起きれないのか？と聞いてきたので、少し申し訳なさそうに...うん。と答えた。
すると彼が
仕方ないな。といいスプーンを片手に持って彼が作ってくれたであろうお粥をスプーンですくうと口を開けろ。といわれ口を開けるとお粥が口の中に入ってきた。

美味しい...美味しいが
｢あっつ......｣
口を押さえそう言うと
［まだ熱かったか？］
と彼がいい、もう一すくいして今度は直接ではなく彼がふーっと息を吹きかけそのあと口に入れてくれた。