ごじゅうさん! ページ6
sha side
「いや〜知ってましたとも!オレが選ばれし存在であることは!!!」
ベトを取れたから大先生に煽ってますw
「あれ〜?大先生は〜?アレフ〜〜??」
滅茶滅茶に煽ると、あいつはひーん!と言いながらトントンの方へと近寄る。
トントンがなにかを言うと、またひーん!という顔をして戻ってきた。
「オレ、初めて
やって、あいつらアレフやん?
オレってベトやん?勝っっっっっったぁ!!
ドゴォォッ!と音が響く。
「なんやなんや?何が起こった?」
ばっとガラスに寄り、外を見てみる。
…植物園のところで、大きなふわふわが咲いとる。
「なんやなんや…目立ちやがって…
入間が居るならライカも居るはず。
目を凝らしてよーく探すとライカがこちらを見ていた。
そして、やっほ〜!と手を振ってくる。
「ライカ、たまに幼稚園児みたいなことしよるよな」
トントンの言葉にオレとゾムと大先生が頷く。
みんなで手を振り返していると、ライカの後ろにある花が目にはいった。
お前もようわからん綺麗な花さかせとるんかい!!
何を思ったのかライカはんべぇ〜と舌を出してくる。
「腹立つ〜!!」
ライカは黄色い花を持つと、つーっと花びらを撫でた。
良いでしょ、この花好きなんだと言わんばかりの顔でこちらを見てくる。
「どことなく、あの花お前に似とらんか?」
ゾムがぼそっと呟く。
確かに、と思った瞬間ちょっと顔が熱くなった。
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作者名:アスルル | 作成日時:2024年1月5日 15時