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はちじゅうはち ページ41

sha side



「君らが逃げるから追いかけてたの〜!」


『せめて血は拭ってくださいよ』


ライカがラッダァ(先生)と話をしている。


なんや近いな、くっそ腹立つわまじ


しかもなんかぷりぷりと怒っているのがきしょいし腹立つ。


「ゾム、アスレチック師団は良いぞ?入れ入れ!」


しかもゾムを勧誘している。オレも勧誘しろよ


と、そこに。


「ちょっと待ったぁ!!ゾムさんはうちの師団に入っているんですよ!!」


チーノが飛んできた。


ラッダァが、勧誘禁止期間なのに?と言い、チーノがそっちもやんと言い、喧嘩腰になっていたw乙www


と、ライカがじっとラッダァを見ている。


なんやらブツブツ呟きながらキラキラと目を輝かせる。


『ラッダァ先生顔めっちゃ綺麗…そして言動が可愛い…まぁ、私の周りの人たちみんな顔整ってるけど…ラッダァ先生…ギャップ萌えあるな…推しだ!これは推せる!!うん!』


は?とその場にいるライカ以外が固まる。


待って、ライカラッダァの事が…?いやでも…推しって言ってるもんな、なら違うか…


「ら、ライカサン…?」


ラッダァ(先生)が阿呆のような顔をしながら阿呆みたいに口を開けたまま阿呆なような声でライカに声を掛けた。


『ん?どした?あれ、まさか…』


声にでてたやつ!?とライカが叫ぶ。


嘘やん、気づいてなかったんか…?


皆が聞こえとったよと頷くとライカは顔を真っ赤にしてこちらに聞いてきた。


『ちなみにどこから…?』


「ラッダァ先生顔めっちゃ綺麗…からだよ☆」


『まじですか……』


うわー…!とライカは頭を抱えるが、まいっかーみたいな感じになってため息をついた。


「というかライカ俺らの事顔整ってると思ってたんやなぁ」


にやぁ〜とゾムがライカに近づいていく。きしょ。


こいつライバルやったわというか近づくなよ


『や、やめて…!そして忘れて下さい…!


ライカが縮こまって顔をさらに赤くする。


かわいい、となんか新しい扉が開きそうになったので慌ててゾムを止めた。

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作者名:アスルル | 作成日時:2024年1月5日 15時

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