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ごじゅうに! ページ5

「ふぃ〜綺麗なお花ですねぇ〜ふいっ」


スージー先生は呑気に言うけれども、お兄の咲かせた桜は天井を突き破っていた。


私の向日葵は、その根本で静かに咲いていた。


やっぱり、シャオロンみたいだ…と思いその花を撫でる。


と、頭上から殺気を感じ取ったので上を見てみると。


シャオロンが窓ガラスにヒビ入れてる…


お兄にまたなんか目立ちやがって〜とか言ってそう…


あ、こっち見た。やっほ〜!


手を振ったら振り返してくれたけど、私の向日葵に気付いたのか、お前もか!!という顔をしていた。


んべぇ〜と舌を出すと、プンスコしていた。


可愛いんだけど。


結局、この授業で目立ってしまい、お兄はげんなりしていた。

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作者名:アスルル | 作成日時:2024年1月5日 15時

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