悲しい少女の温かな恋

よん！ ページ5

その後、近くにいた２人も連れられ、


よく分からないところに連れて行かれて。


我々師団に入れられた。


えー…そのぉ…ばとら？って何です？って言いたかったけど、


空気的に言えへんかったわ…もー！


「そういや、そこのお嬢さんはなんて名前なん？」


ナンパさんから声をかけられる。

…仕方ない、答えてやるか(何目線？)



『理事長の孫のライカです。』



「「ええええぇ！？」」


『私、初めの挨拶したよ？』


見てなかったわ、寝てた。だの、ナンパしとった、だの…

ある意味すごいわ、ほんまに。


『お２人さんは誰なのかな。』


「オレはシャオロンや！魔界の主役になるのはオレや！」


「ボクは鬱。君、ボクの彼女にーー」


『キミ、さっきナンパしとったよな？ダメだよ？』


「あぁんちゅめたい…」


『んん゛っ…w』


悪魔は、面白いヒトも居るんだねぇ。


『んじゃ、お兄が心配しとるやろうし、またね！』


にぱっ！と、笑って師団室を出た。

ご！→←さん！

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