さんじゅういち! ページ32
「なんや、あれは…!アブノーマルか!?カッコエエ…!」
シャオロンは感極まったように震え、叫んだ。
きき急な事に、ビビビビビビってねえし?
ビビってねぇーし?
「オレもきっと…!アブノーマルに…!」
と、聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「め…めだっている…」
『あ、お兄だ!やほやほ〜って、誰その子!可愛い!』
何かよくわからないけど、お兄に張り付いている、
見覚えのない可愛い女の子が、居る、尊い。
「あれ〜?だれだれ?」
その子は、緑の髪を揺らし、首を傾げ、元気ハツラツに、
ニッコニコの笑顔で、こちらに問いかけてくる。
「あんね、私クララ!それでそれで……」
「貴様、ライカ様に失礼な!ライカ様は入間様の妹だぞ!」
「アズアズうるさい!はぇ〜ライっぴ入間ちの妹なんだ!」
『アズアズ?入間ち?ライっぴ???』
わっつ?
何なのでしょう、あだ名なの?可愛いな…
でも…どこからどうなってライっぴに…
「ライカ様が困惑して居られるじゃないか!謝れ!」
『あああああアズくん大丈夫だよ』
「ライカ落ち着いて…」
アズくんの暴れように、私があわあわしてたら、
お兄が、宥めてきた。そして質問してくる。
「ライカって、同じクラスで、違うクラスだね?何で…?」
『あぁ…おじいちゃんがやってくれて。』
「あ、なるほどね。じゃあ、どっちに先行くの?」
ん…たしかにそれ、考えて無かったわ。
でも、取り敢えずシャオロンと仲良くしてたいしな…
『ん〜まずはDクラス行くわ』
「うん、分かった。先に行ってるね。ほら、アズくん。」
「分かりました入間様ぁ!ほら、貴様もいくぞ」
「んじゃね、ライっぴ!」
『まったね〜ん♪』
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作者名:アスルル | 作成日時:2023年9月28日 21時