悲しい少女の温かな恋 (ページ18)

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じゅうなな！ページ18

『おっはよー！！』

門をくぐりながら、大きな声で叫ぶ。

周りのヒト達が、！？と、こちらを振り向く。

「ライカ！メ、メ、目立っちゃうぅ…」

「流石ですライカ様！ハツラツとしておりますね！」

お兄はビクビクと怖がりながら、

アズくんは、ぱあぁ！という顔で話しかけてくる。

でも、今日はここまで。

「では、私達は使い魔召喚を…」

『うん、分かった。んじゃ、また。』

廊下で、バイバ〜イ！と手を振り別れる。

『…』

急に静かになると寂しいな…

なにか…気を紛らわすのはないかな…？

「ライカーっ！て、うわっ」

「ふぎゃっ」

シャオロンは声をかけるとともに、コケた。

そしてウツを踏みつけるとw一回転してwこっち来たww

『あっはっはww嘘やろぉwシャオロンもwウツもw大丈夫w？』

「せめて笑いはとめてもろてw」

『シャオロンも止まってないよw』

「それよりも…ボクを…たすけて」

ウツは顔が地面にめり込んどる。

自分では出られへんらしい。雑魚めw

『自分で出な』「乙w乙wwガンバw」

「あぁんキミらちゅめたい…」

今日も、きっと…

きっと、あんな思いはしなくてすむ。

楽しい日々が、皆のお陰でやってくる。

『ありがとうね』

「ん？なんかよくわからんけど…どういたしまして。」

シャオロンには聞こえてたらしく。

ニパッと笑って返事を返してくれた。