じゅうご! ページ16
『大丈夫?下半身は治したけど…ほぼ上治ってない…』
「まぁ、足が痛くない分ましやな。ありがと」
よろよろとフラつきながら歩くシャオロンに、
すっっごい心配しかない。
一応、途中まで、道が一緒のところまで送るけど、
その後バランス崩してコケたらやばいやん、この怪我やし。
家まで送ろか?って聞いたら、
女の子に送られるってなんか格好悪いやん!大丈夫や。
って言われたわ。格好悪いのか…?
まぁええわ。
シャオロンと一緒に、帰れたし。
「ってか、あのめっちゃ強い呪文何なん?」
『あぁ、あれは、とあるヒトに教えられて…』
【ほら、さっさとやれ。はぁ?出来ない?雑魚め】
【違う!何で出来ないんだ!阿呆なのか?馬鹿か?】
【あ゛ーイライラする。何でこいつなんかをオレが…】
【お前なんかいなければオレは遊んでいられたのになぁ?】
『っ…』
思わず研究所のことを思い出してしまう。
私がおかしいことに気付いたのか、シャオロンが話を逸らす
「ほら、明日お前の兄の使い魔召喚日やろ?」
『使い魔…召喚…?』
「知らんの!?あれよ、使い魔呼んで、子分にするやつ」
『へぇ!興味ないから知らんかったわ』
「嘘やろぉ!?」
シャオロンに、どえぇ!?という顔をされる。
そんなに大切なやつなのか…
「当たり前やろ!」
あへ!?声に出てました!
「使い魔によってランク決まるんやからな。」
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作者名:アスルル | 作成日時:2023年9月28日 21時