悲しい少女の温かな恋 (ページ11)

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じゅう！ページ11

えー、前回のあらすじ。

シャオロンが、思い切って引き受けた仕事。

それはーーーー！

ただの雑草の手入れでしたぁ！！パチパチパチー！

…ごほん。

雑草なのか…？これは…もうモンスターやん。

すんごく狂暴やんかこいつら。

私…一回こいつに食われても良いように謎の実験されたなぁ…

あん時は、薬めっちゃ打たれた…痛かったな…

「なんて顔しとるんですか。貴方はこっちに。」

先輩に、レジャーシートの上に誘導される。

……手伝う気ゼロですね、先輩。

『私、ライカです。先輩…少しは手伝ったらどうです？』

「ショッピでええです。あと、あれは観察用のおもちゃですがなにか？」

『うわぁ…(引)』

このヒトやべぇ…なんか研究所のヒトにも性格似てる。

私達なんて、ただの実験道具…

［使い捨てなんだよ！立場をわきまえろ！］

『っぐ……か、はっ…』

「！？大丈夫ですか？」

思わず血を吐いてしまった。申し訳ない…

『私は大丈夫ですので。』

「…分かりました。」

あれ？遠くくからヒトが…？あ、グルッペン団長…

「どうかな、シャオロンくんは。」

「そうですね…」

２人がなにか真剣に話し始める。

ちょっとは、ちゃんとしてるのかな…？って思った矢先。

「見ていてとても笑えますね。あ、食われた。」

……前回撤回。最低やわこのヒト。