32 ページ32
マ：「何してんの？」
ホワイトボードに何か書いているようで、後ろから覗いた。
Fischer'sのロゴや、ゲームのキャラの絵が沢山描かれている。
モ：「あっ、美優がお絵描きしてる〜。」
ザ：「ホントだ。ゲームのキャラじゃん。」
マ：「チキチキ！いきなりやるのか。10秒お絵描き〜！」
モ：「おっ、懐かしい。俺がTwitterでやってたヤツでしょ？」
マ：「そう。美優とモトキに今からお題を出すから、10秒で描いて。」
マ：「じゃあ行くぜ。まずは…ピカチュウ！よーい、どん！」
モトキと美優がスラスラとペンを走らす。
マ：「終了！じゃあ、同時に見せて。」
ザ：「えっ、どっちも上手すぎでしょ。」
マ：「これ、どっちか優劣付けれねぇな。」
ザ：「次、俺出していい？次は…ダンス！」
モ：「ざっくりしたお題だなぁ…」
マ：「3…2…1…終了！」
モトキはヘッドスピンで、美優はチアダンス。
モ：「そうだ。チアもダンスだもんね。」
マ：「俺らの中ではザカオのダンスが印象深いもんな。」
佐：『モトキがそういう感じで来るかなと思って、変えてみた。』
モ：「マジか。」
佐：『モトキ、絵上手過ぎだから、同じにしないようにした。』
マ：「なるほどな。確かに比べ難いもんな。」
美優がブイサインした。
ザ：「じゃあ、次のお題は…マサイ！」
モ：「前に動画でマサイ描いたけど、難しかったんだって。」
10秒のクオリティーだから、どちらもざっくりとした絵だけど…
モ：「美優の、完全にマサイじゃん！」
ザ：「マジだ。すげーな。」
佐：『好きな人の絵は、雑に描けないよ。』
モ：「何、惚気てんのさ (笑)」
ザ：「マサイ、耳真っ赤 (笑)」
忘れた頃にこんなん言われるとダメだって…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 35人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゃぴこ | 作成日時：2019年12月7日 22時
