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無事に日本に帰国して、久しぶりの連休。
オフと言えど、編集作業はするんだけど。
俺は真っ先に、美優の家に向かった。
行くとは伝えてないけど、今日美優が休みだって事は知ってる。
―ピンポーン―
佐：「はい」
マ：「美優？ただいま。」
佐：「マサ？どうぞ。」
オートロックを開けてもらい、美優の部屋へ。
佐：「どうしたの？急に。」
マ：「美優に会いたかったから。」
佐：「ビックリしたよ。上がって。」
初めて入る美優の部屋。
１Kで、あまり生活感の無い部屋だ。
佐：「ゴメンね。綺麗じゃないけど。そのクッションどうぞ。」
マ：「ううん。ありがとう。」
美優に言われたクッションの上に座った。
美優がコーヒーを淹れてくれた。
佐：「これ、ノーカフェインだから安心して。」
マ：「ありがとう。」
んっ…
コーヒーを飲んでたら、美優が後ろから抱きしめてきた。
マ：「美優？」
佐：「ごめん…」
俺は腕を回して、美優の頭を撫でた。
佐：「おかえり…」
マ：「ただいま。」
マ：「寂しかった？」
佐：「…のかも…」
マ：「可愛いじゃん。」
佐：「可愛くないもん…」
美優と一緒に居たくて、今日は泊まらせて貰う事にした。
佐：「泊まる準備万端じゃん。確信犯め。」
夜は美優が晩御飯を作ってくれた。
純和食料理で、めっちゃ美味しかった。
マ：「マジで美味過ぎ。」
佐：「良かった。」
マ：「料理得意なんだ。」
佐：「親が帰って来るの遅かったから、私がご飯作ってたし、大学から一人暮らししたから、自炊してたの。簡単な物しか作れないけど。」
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作者名：ちゃぴこ | 作成日時：2019年12月7日 22時
