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俺の部屋に戻って来て、リビングでのんびりしていた。
他のメンバーは、コンビニに買い出しに行った。
佐：「そう言えば、明日からだっけ？海外。」
マ：「そう。寂しい？」
佐：「・・・寂しい・・・のか？」
マ：「だから！何で疑問形なんだよ。」
急に美優は考え事を始めた。
マ：「どうした？」
佐：「そういえば、…寂しいって、どんな気持ちだっけって、真面目に考えてしまった。」
そっか…人間不信になってたから、人がいなくても寂しいって思わなかったんだ。
マ：「まぁ、俺は寂しいから、いつでもlineして。」
佐：「了解。気を付けてね。」
マ：「充電させて？」
佐：「充電？」
俺は美優にバックハグをした。
マ：「美優も連れて行けたらいいのに。」
佐：「確かにヨーロッパは行ってみたいと思うけどね。」
マ：「いつか2人で行こうな。」
佐：「そうだね。」
＊＊＊＊
ヨーロッパでの撮影は問題無く進んでいった。
俺からlineはしたけど、美優から来る事は無かった。
マ：「もしもし美優？」
佐：「あっ、マサ？」
マ：「帰国が一日延びたから。」
佐：「えっ？…何で？」
マ：「天候不良でね。」
佐：「そっか…」
何だか声が元気ない？
マ：「具合悪い？」
佐：「ううん。もしかしたら…寂しいのかも…」
マ：「えっ？」
佐：「分かんないけど…マサに会いたい…かも。」
マ：「美優…」
佐：「ゴメン！大変そうだけど、楽しんで来てよ。あっ、シルクに誕生日おめでとうって伝えておいて。」
マ：「あぁ、伝えとく。」
佐：「じゃあ、気を付けてね。」
マ：「うん。」
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作者名：ちゃぴこ | 作成日時：2019年12月7日 22時
