社長に紹介 ページ50
弥生 Side
マサイ:「明日さぁ、事務所行くじゃん?」
弥生:「ミーティングでしょ?」
マサイ:「弥生と結愛も来てくんねぇ?」
弥生:「どうして?」
マサイ:「社長が結愛に会いたいんだって。俺と事務所行った時は人見知り凄かったからさ。弥生がいたら安心するんじゃねぇかと思って。」
マサイくん達がミーティング中は、よく動画で映っている広い部屋で待っていた。
結愛は、楽しそうに走り回っている。
??:「わっ!ゴメン、大丈夫?」
部屋に入って来た男の人に結愛がぶつかった。
トミー:「カンタが、子ども蹴ったし…」
カンタ:「蹴ってないもん!大丈夫だった?」
結愛は、やっぱり人見知りで私の手を握ってきた。
弥生:「大丈夫だよね。」
トミー:「えっと…クリエーターさん?」
マサイ:「トミー、俺の奥さんと子どもナンパしないでくんねぇ?ww」
カンタ:「もしかして…セカンダリに出てた弥生ちゃん?」
弥生:「初めまして。弥生です。こっちが、マサイくんとの子どもで、結愛っていいます。」
結愛:「パパ!だぁこ!(抱っこ)」
トミー:「えっ?子ども?ドッキリ?」
シルク:「流石YouTuberww」
モトキ:「ホントにマサイの子どもだよ。」
社長:「おっ、カンタとトミーもいるじゃん。」
「「お疲れ様です。」」
社長:「この子がマサイの子ども?鼻と口元がマサイそっくりだね。」
マサイ:「そうですか?」
弥生:「結愛、社長さんにおはよう言える?」
結愛:「…はーよ」
小さい声だけど、ちゃんと言えた。
私とマサイくんが隣通しで座って、結愛はマサイくんの膝の上に乗って、私の手を握っている。
社長:「人見知りかな?俺ら、怖くないよ。トミーは別だけど。」
トミー:「俺は優しいヤンキーですからww」
Masai Side
社長:「クリエーターって、昼夜逆転してたりするし。弥生さん子育て大変でしょ?」
カンタ:「しばゆーの所は同業者だけど、違うもんね。」
弥生:「撮影の邪魔しないようにとか気を遣う所も多いですけど…」
確かに今までと全く同じように出来ているのは弥生のおかげだ。
やっぱり、普通の家庭と違って苦労させてるのか。
弥生:「でも…」
社長:「でも?」
弥生:「家にいて下さる時間が長いから、何かあっても安心ですし。毎日お風呂入れてくれてるんです。パパ大好きなのがなによりの証拠ですね。」
モトキ:「ホントにマサイの事大好きだもんね。」
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作者名:ちゃぴこ | 作成日時:2019年11月5日 18時