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雪崩れ ページ39

マサイ Side

最近、イベントの準備や動画制作等で、有難い事に忙しい毎日を過ごしている。
その対価と言ってはなんだけど、部屋が荷物で溢れ返っている。

撮影するリビングとTVの部屋は、撮影の道具とかを置いてるから、弥生は手を付けないようにして貰ってて、俺が掃除する事になってるんだけど。


マサイ:「さて、編集もひと段落したから、気晴らしにゲームでもするか。」

俺がTVの部屋でゲームをしていると、結愛がやって来た。
正直、足の踏み場が無いくらいだから、結愛も歩きにくそう。

ゴメンなと心の中で謝りつつ、ゲームを始めた。

TVと俺の間で、以前動画で使った100tハンマーを振り回して遊んでいる。
何だか、今やってるゲームの実写化みたいだなww


そんな事をしていたら、段ボールが積んである方へ寄って行った。
何か、気になる物があるのか、手を伸ばしている。


そんな風景をゲームの片隅で見ていると…

積んである段ボールが動いて、一番上の物が結愛目掛けて落ちてきた!


マサイ:「危ねぇ!」

俺は咄嗟に、落ちてきている段ボールを叩き、結愛を体で覆った。


―ドン!ガラガラ!―


弥生:「何!?どうしたの?」

マサイ:「痛ってぇ…結愛大丈夫か?」
結愛:「ギャ〜!!」

結愛が大泣きし始めた。
弥生が結愛を抱き上げた。

弥生:「どうしたの?」
マサイ:「段ボールの雪崩が起きた。咄嗟に庇ったから、大丈夫と思うけど…」

弥生が、結愛の体を確認する。

弥生:「怪我して無いし、どこも赤くなってないから大丈夫だと思うよ。でも、マサイくんは大丈夫なの?」
マサイ:「俺は大丈夫。マジ焦った…」


結局結愛はあれからすぐに泣き止んで、また100tハンマーを振り回して遊んでる。


いい加減に、部屋片付けないとな…


Motoki Side

マサイの誕生日プレゼント何にしようかな…

そんな事を考えながらTwitterを見ていると、マサイのツイートが。


“丸一日片付けの日つくろ”


あっ!これにしよっと!

ペンライト→←かまってちゃん



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作者名:ちゃぴこ | 作成日時:2019年11月5日 18時

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