イヤイヤ攻略法 ページ34
Zakao Side
結愛が2歳になって、イヤイヤ期ってヤツになった。
でも、実はそこまで大変じゃないんだよね。
まぁ、親に2人はどう思ってるか分からないけど、結愛って意外と素直だと思う。
だって…
結愛：「だーちゃ。ほん！(ンダホ、本読んで)」
ンダホ：「今編集してるから、ちょっとだけ待っててな。」
結愛：「やー！」
そう言って結愛がンダホに絵本を投げた。
ンダホ：「痛っ…」
結愛の力でだから痛くは無いと思うけど、ンダホはわざとらしく痛い素振りをした。
シルク：「こら！本は投げる物じゃ無いでしょ！」
結愛：「やー！」
シルク：「やーじゃなくて。ンダホ痛いって言ってるぞ。こういう時は何て言うんだ？」
シルクがちょっと声を低くして、ゆっくり言っている。
シルクの真顔って、ちょっと怖い時あるから、声が低いと確かに怖いんだよね。
他には…
結愛：「ぺー、ちゃーの！(ぺけ、違うの)」
そう言ってぺけを叩いた時は…
ぺけ：「ぅわぁ〜ん！結愛が叩いた〜！」
ぺけ、その嘘泣きはバレないか？
そう思ったら、ぺけの頭を撫でて、
結愛：「たいたい、ポイ！(痛いの痛いの飛んでけ)」
ぺけ：「もう叩かない？」
結愛：「ぁい！」
ぺけ：「じゃあ、約束に指切りげんまんしよ？」
この前は…
モトキ：「人形で遊ぶの？」
結愛：「やー！(嫌)」
モトキ：「じゃあ絵本？」
結愛：「やー！」
モトキ：「じゃあ、何すんの？」
結愛：「やー！」
モトキ：「もう知らない！バイバイ！」
ザカオ：「あれ？結愛いいの？」
モトキ：「そろそろ、寂しくなってこっちに来るよ。」
本当に、トコトコと絵本を持ってこっちの部屋に来た。
モトキ：「絵本読む？」
結愛：「ぅん…」
モトキ：「じゃあ、俺の足に乗って？」
結愛：「ぁい！」
ほらね？意外とイケるでしょ？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 107人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゃぴこ | 作成日時：2019年11月5日 18時
