レッツ クッキング ページ30
弥生 Side
晩御飯を作っていたら、結愛がやってきた。
結愛：「あーも！(結愛も！)」
弥生：「結愛も料理作るの？」
結愛：「ぁい！」
最近返事をする時に、右手を上げるようになった。
弥生：「結愛に何して貰おうかな…」
目をキラキラさせてる。
弥生：「じゃあ、お肉こねて貰おうかな。結愛、手を洗って。」
こりゃ、今日は時間かかるな…
今は動画撮影お休みしてるから、少し遅くなってもいいかな。
結愛を抱えて、手を洗わせた。
弥生：「じゃあ、このボウルに入ってる物をにぎにぎして。」
私が少しやってみせると、真似してひき肉をにぎにぎとしている。
弥生：「結愛、上手いね。手伝ってくれてありがとう。助かったよ。」
結愛：「あーじょーず？(結愛上手？)」
弥生：「上手だよ。さて、手を洗ってアンパンマンで遊んでて。ご飯にしよう？」
結愛は満足したのか、手を洗って玩具で遊び始めた。
マサイ：「今日は、ハンバーグか。」
弥生：「この前のンダホくん達のハンバーグ見て食べたくなったの。」
マサイ：「やっぱり、これ位の大きさがベストだよな。」
弥生：「一度は食べてみたいけどね。」
マサイくんが食べ始めると、結愛がじーっと見ている。
弥生：「そうだ。今日は結愛がハンバーグ作ってくれたんだよ。」
マサイ：「結愛が？」
弥生：「パパの為に頑張ったんだもんね？」
マサイ：「美味い！結愛、ありがとな！」
結愛の頭を撫でてあげると、すっごく嬉しそう。
ちなみに結愛のハンバーグは、フィッシャーズのロゴの形にした。
前に、モトキくんが作ってくれて以来、ハンバーグを丸型にすると機嫌を損ねてしまう。
だから、私もロゴの形にしている。
弥生：「結愛が大きくなったら、パパの為にご飯作ってくれるかな？」
マサイ：「嬉し過ぎて食えねぇかも…」
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作者名：ちゃぴこ | 作成日時：2019年11月5日 18時
