恋人に戻って �� ページ28
弥生 Side
弥生：「ご迷惑お掛けします。」
義母：「いいのよ。たまには夫婦水入らずで楽しんでおいで。」
弥生：「ありがとうございます。何かあったら、すぐ連絡下さい。」
義母：「分かったわ。いってらっしゃい。」
今日は結愛をマサイくんのご家族に預けて、デートの日。
弥生：「結愛大丈夫かな。良い子にしてくれてたらいいけど…」
マサイ：「大丈夫だって。俺らが出て行くのも抵抗なかったんだし。」
そんな話をしながら、マサイくんの運転で車を走らせ、着いたのはとある旅館。
弥生：「すごっ…」
純和風の旅館みたいな所。
マサイ：「日帰りだけどさ、個室使えて、そこに温泉が付いてるんだぜ。俺も忙しいし、弥生も子育て大変だから、ゆっくりしようと思って。」
弥生：「ありがとう。」
個室に案内されて、お茶を飲んでくつろいだ。
弥生：「ホントに凄いね。畳や木の匂いに癒される。」
マサイ：「たまには良いだろ？なぁ、風呂入ろうぜ。」
半露天風呂みたい。
そういえば、マサイくんと一緒に入るなんて、付き合ってる頃も殆ど無かったし、結愛が産まれてからは一度も無くて、ドキドキしちゃう。
マサイ：「気持ちいい〜。って、何でそんな遠い所にいるんだよ？」
弥生：「だって…久々すぎて、恥ずかしい…」
マサイ：「今更だろ？こっち来いよ。」
マサイくんが近付いて来て抱きしめられた。
マサイ：「久しぶりに弥生を感じられた…」
弥生：「確かに…」
マサイ：「弥生、こっち向いて？」
マサイくんの方を向くと、キスをされた。
マサイ：「愛してる。」
弥生：「愛してるよ。」
何度も何度もキスされる。
マサイ：「のぼせた？顔真っ赤ｗｗ」
弥生：「も〜、誰のせいよ！」
マサイ：「そろそろ上がるか。料理も出してくれるんだぜ。」
弥生：「そうなの？楽しみ〜！」
マサイ：「ホント食べる事好きだよなｗｗ」
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作者名：ちゃぴこ | 作成日時：2019年11月5日 18時
