マサイくんとの未来

最年少You Tuber ページ25

弥生 Side

弥生：「結愛、それ壊したらパパから怒られると思うぞ〜。」

リビングの隅に置いてあったカメラの三脚をリビングの中央まで運んでる。
倒れたり挟んで怪我しないようにと、本当に壊さないか気を付けながら見守ってみた。

マサイ：「何してんの？」

作業部屋にいたマサイくんが、飲み物を取りにリビングにやってきた。
その間も、頑張って移動させている。


中央まで運び終えると、今度はソファーの上に立った。

結愛：「ヂュわ！〇×※△・・・」

手を前に出して、何か喋ってる。

弥生：「もしかして、動画撮影してる？」
マサイ：「言われてみれば、カメラに向かって喋ってるみたいだな。」

結愛：「デュー！」

そう言って満足したのか、別の玩具で遊び始めた。


弥生：「今の、アデュー？」
マサイ：「Fischer'sのマネしてたのかな？」

弥生：「最年少YouTuberかな？」
マサイ：「流石に編集やアップは出来ないけどなｗｗ」

弥生：「どうする？将来YouTuberになりたいって言ったら。」
マサイ：「好きな事をするのは止めはしないけど。悩むよな。」
弥生：「親子YouTuberとか？」
マサイ：「絶対共演はしねぇ。てか、俺の子どもって公表しないでやって欲しい。」
弥生：「何で？」
マサイ：「親の七光りとか言われないで、自力で頑張って欲しい。」

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