遊ばれてる ページ18
弥生 Side
シルク:「あれ?これのボール知らねぇ?」
シルクが、今日の企画で使うボールを探してる。
ザカオ:「ボールって、赤いプラスチックの?」
シルク:「そう。」
モトキ:「シルクの後ろ。」
シルクが後ろを振り返ると、結愛が座ってボールを持っている。
弥生:「結愛、シルクにボールどうぞって。」
結愛:「やぁー!」
弥生:「こら、パパ達お仕事なの!」
結愛:「やー!」
珍しく結愛が駄々をこねた。
モトキ:「ちょっとだけ、遊んでやれば気が済むんじゃない?」
マサイ:「すまん。」
シルク:「いいって!美優、そのボール投げてみ?」
シルクがボールを取って、結愛の前にしゃがんで、優しく投げた。
結愛が取って、シルクのマネして投げた。
シルク:「上手い、上手い!」
距離は飛ばせないけど、シルクの方を目掛けている。
ンダホ:「結愛、こっちにポーンって。」
結愛は楽しそうに、何故か後ろに投げた。
ンダホ:「そっちじゃねぇよ。」
もう一度結愛に渡して、正面にしゃがんだ。
ンダホ:「ほら、こっちにポーンって。」
結愛はキャッキャと笑いながら、今度は左方向に。
モトキ:「結愛、わざとにやってない?ww」
ザカオ:「ダホ、結愛に遊ばれてるよな。ww」
ンダホ:「1歳がそこまで出来ないだろ。ちょっと、ぺけやってみてよ。」
ぺけ:「俺!?」
ぺけが結愛の前に座って、結愛にボールを転がした。
ぺけ:「さぁ、来い!」
今度はシルクの時同様に、ぺけの方を目掛けている。
ぺけ:「結愛、上手〜。」
ぺけが結愛を抱き上げて褒めている。
結愛も嬉しそう。
ンダホ:「何で!?」
マサイ:「ンダホだけ遊ばれたな。ww」
シルク:「さて、結愛も満足したみたいだし、撮影すっか。」
ンダホ:「何か、モヤモヤした気分…」
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作者名:ちゃぴこ | 作成日時:2019年11月5日 18時