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お姉ちゃん ページ41

Masai Side

朝から出掛けていた弥生と結愛が帰って来た。

結愛:「ただーまー。(ただいま)」
マサイ:「おかえり。」


作業部屋で編集している俺の元へ、結愛がやって来た。

結愛:「あーね、ねーちゃんなの!(結愛、おねいちゃんになるの)」
マサイ:「はぁ!?姉ちゃんになるって?」

待て待て!まさか2人目?
いや、身に覚えがないぞ!まさか、浮気!?


マサイ:「弥生!」
俺は、慌てて弥生の所へ。

弥生:「どうしたの?そんな大きな声出して。」
マサイ:「2人目ってどういう事だよ!?誰の子だよ?」

弥生:「2人目?どういう事?まだ、結愛だけで良いかなって思ってるけど…2人目欲しい?」
マサイ:「違うって。結愛が姉ちゃんになるって。」

結愛:「ママ。あー、ねーちゃんね。」

マサイ:「ほら?姉ちゃんって。」

弥生:「あぁそういう事ね。」
弥生が笑ってる。
笑い事じゃねえって。こっちは真剣なのに。

弥生:「来年幼稚園でしょ?結愛もお姉ちゃんになったから、幼稚園に通うんだって教えてたの。」
マサイ:「だから、お姉ちゃんって言ってたのか。」
弥生:「今日ね、プレ幼稚園だったの。で、結愛幼稚園気に入ったみたいで、お姉ちゃんになったから幼稚園に通いたいって言ってくれてるの。」

マサイ:「なるほどな。2人目出来たのかと思ったぜ。」
弥生:「確かに兄弟いた方が良いのかなと思うけど、まだ結愛だけで手一杯かな。」
マサイ:「まぁ、そこは弥生に任せるけど。」

弥生:「あっ、幼稚園って入園前に面接試験みたいなのがあるんだって。マサイくんも参加して欲しいな。」

マサイ:「マジで?幼稚園ってそんなのあるの?」
弥生:「親子と園長先生とかで面接するんだって。結愛にその練習させないとだけど、私達もどんな風に答えるか考えとかないとだね。」

マサイ:「俺、試験とかマジで苦手なんだけど…」
弥生:「結愛の為なんだから。そんなに難しい事じゃないし、気負わなくて大丈夫だよ。」

マサイ:「弥生のそのポジティブ精神尊敬するわ。」
弥生:「何とかなるって!ww」

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作者名:ちゃぴこ | 作成日時:2019年11月5日 18時

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