マサイくんとの日常 (ページ48)

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【Reverse story ②】お腹に赤ちゃんが　＊名前はページ48

弥生 Side

今日、子どもと一緒に退院した。

ぺけ：「お帰り。弥生ちゃん。」
シルク：「赤ちゃんは！？わっ！可愛い//」
モトキ：「可愛い～。眠ってるぅ～。」
シルク：「抱っこさせて！」

マサイ：「コラ！触る前に消毒！」
ンダホ：「俺らばい菌か！」
マサイ：「病気になったらどうすんだよ！」
どこからか手指消毒を出してきた。

弥生：「どこから出てきた？ｗｗ」

マサイ：「はい！触りたいヤツは手を出して！」
皆、マサイくんの前に手を差し出した。

まずは、シルクくんが抱っこした。
シルク：「軽っ！マジで可愛いな。」
モトキ：「俺も抱きたい。…ホントだ。手も小っちゃい。」
ンダホ：「次、俺ね！これだけ色んな人に抱っこされても起きないなんて、将来俺みたいな大物になるよ。」

こんな感じで、皆に抱っこされていった。
最後にザカオくんが抱いた途端に、泣き出してしまった。

マサイ：「あ～あ、泣いちゃった。」
ザカオ：「ゴメン…」
弥生：「ザカオくんが悪いわけじゃないよ。」

あやして、ベッドに寝かせた。

シルク：「そういえばさぁ、名前決めたの？」
マサイ：「決めてるよ。」
モトキ：「どんな名前？」

マサイ：「名前は…結愛です！」

皆：「ゆあちゃん！」

モトキ：「えっ？どんな字書くの？」
弥生：「結ぶっていう字に愛って書いて、結愛。」
マサイ：「俺らだけじゃなくって、メンバーからも愛されている子だし、これから沢山の人に愛されるような人になって欲しいから。」
弥生：「そして、私とマサイくんを結んでくれたFischer'sの皆みたいな、優しい人達との絆を結んでいくようにってね。」

シルク：「ちゃんと考えてたんだな。」
マサイ：「勿論！」
マサイくんがドヤ顔してるｗｗ

ザカオ：「マサイって…結愛って漢字…書ける？」
ぺけ：「あっ」

一斉にマサイくんの方を向いた。

マサイ：「勿論！…書けねぇ！」
弥生：「うそぉ！？」

シルク：「お前の父ちゃん、お前の名前書けねぇってよ。」
ベビーベッドに寝かされてる結愛の頬っぺたをツンツンしながらシルクくんが笑って言った。

モトキ：「結愛ちゃんは、漢字頑張って覚えようね。」
モトキくんも、結愛の手を触って話しかけている。

マサイ：「お前らウザッ！ｗｗ」
ぺけ：「マサイって見た目は頭良さそうに見えるのにね。」
ザカオ：「漢字はモトキに教えて貰おうな。」
シルク：「俺、何教えよっかなぁ。」

本当に、パパが７人になったね。