マサイくんとの日常 (ページ32)

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【Reverse story①】結婚準備ページ32

Masai Side

二度目の告白をし、弥生と結婚する事が決まった。

弥生の両親に挨拶行った時は、死ぬほど緊張したけど、とっても優しい両親で、あっさりと了承してくれた。
俺の方も、喜んでくれた。

それから、俺らは引っ越しをした。
今回も、シルクと同じマンション。リビングも広く部屋数も増えた。だから、俺の作業部屋も弥生の部屋も確保された。
キッチンは対面式にして、料理企画もやり易いだろうっていう弥生の意見も参考にした。

マサイ：「なぁ、結婚式どうするよ？」
弥生：「マサイくんって、宗教とか形式とかあるの？」
マサイ：「俺は特に無いよ。だから、弥生がやりたい事しよう。」

弥生：「そっか。じゃあ、教会みたいな所で親族だけでやって、レストランウエディングにしない？」

マサイ：「ホテルとかで披露宴じゃなく？」
弥生：「だって披露宴って時間掛かるでしょ？忙しい皆の時間を使うのは申し訳無いもん。それに、私は親族しか呼ばないから。」

マサイ：「この機会に公表するか？」

相変わらず、弥生はセカンダリに顔が出ないようにしている。
当初は、弥生を守るために行っていた決まりだったけど、友達や会社の人を呼べないのは辛いんじゃないか？

弥生：「ううん。このままがいいな。だって、同僚って意外とFischer's好きな子多いんだって。バレたら大騒動になるｗｗ」

という弥生の意見で、チャペルで式を挙げ、レストランを貸し切る事になった。

弥生：「ねぇ、ここってさぁ、流れとか結構融通が利くじゃん？私良い事思い付いたの。」

マサイ：：「何？」

弥生：「メンバーにドッキリ仕掛けない？」

マサイ：「どういう事？」

弥生：「例えば…シルクくんに当日いきなり挨拶させたりとか、ぺけたんに歌を歌って貰ったりとか…」

マサイ：「それ、おもしろそうじゃん！やろうよ！」

お互いに案を出し合って、面白そうなパーティースケジュールが完成した。

当日がめっちゃ楽しみだぜ。