心配で ページ3
弥生 Side
私は今、親友と食事中。
友:「まさか、正体が弥生だなんてね!」
弥生:「顔以外と声でよく分かったねww誰にも言わないでよ!」
友:「言わないよ!お勧め動画に出て来て開いたら、あーっ!!って一人で騒いだもん。今日はとことん突っ込むから覚悟してよww」
彼女は、唯一私がマサイくんと付き合ってるってバレた人。
流石親友だww
友:「で、その彼氏とは上手くやってるの?」
弥生:「うん。ケンカも無いし。」
友:「でも、忙しいんじゃないの?ちょっと見たけど、海外とか県外とか行ってるみたいじゃん?」
弥生:「確かに、会えない時は1か月近く会わないね。」
友:「そんなん、寂しくて私は無理だ。」
そんな話しをしながら、楽しく食事をしていると、マサイくんから電話が。
マサイ:「もしもし。あれ?家じゃないの?」
弥生:「今、友達と〇〇〇って店で、ご飯食べてるの。」
マサイ:「男?何時に帰る?」
弥生:「女の人だよww30分後位かな?何かあった?」
マサイ:「・・・ううん。ゴメン、邪魔して。」
弥生:「大丈夫、帰ったら連絡するね。」
友:「例の彼氏?」
弥生:「うん。何かあったのかな?」
友:「そりゃあ、理由は一つでしょ!」
弥生:「何?」
友:「気付いてないの?流石弥生だね!ww」
訳が分からなかったけど、それから30分楽しい時間を過ごして店を出た。
弥生:「マサイ・・・くん?」
寒空の下、店の近くで立っている、マサイくんの姿が・・・
友:「やっぱりwwいいねぇ〜、愛されてて。」
弥生:「どういう事?」
友:「ほら、愛するダーリンが待ってるから行ってあげな。」
マサイくんも私に気付いて、こちらに来た。
弥生:「どうしたの?何でここに?」
マサイ:「いやぁ・・・近くに用事とか?」
友:「ほら、彼氏の体冷えてるから、早く帰りな。」
マサイ:「あっ・・・」
弥生:「待ってたの?」
マサイ:「いやぁ・・・」
友:「正直に言ってあげたら弥生も喜ぶと思いますよwwじゃあ、また!」
そう言って帰って行った。
弥生:「待っててくれたの?」
マサイ:「うん。本当に女の人だったんだな。」
弥生:「嘘つかないもん!」
マサイ:「分かってるんだけどさ、何か不安になって。」
弥生:「ゴメンね、不安にさせて。これからは、事前に言うよ。」
待っててくれてありがとね、マサイくん
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作者名:ちゃぴこ | 作成日時:2019年9月24日 0時