【HQ】もう何もするつもりはなかった。【男主】 (ページ10)

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部活見学の日。ページ10

俺、行かなくてもいいかな。
なんだかんだ当日を迎えそうなんだけど。

行かなかったら、ずっと付きまとわれるよな…。
翔陽の事だし…。
とりあえず、覗くだけ行くか…。

重い腰を上げて、荷物を持って。

『いってきます。』

俺は家を出た。

ーーー

ﾊﾟｺﾝｯﾊﾟｺﾝｯ

ｷｭｯｷｭｯ

聞きなれた音。バレー部の体育館。

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

少しドアを開けて覗く

??「よーし、それじゃあ、始めるぞ～」

そろそろ始まる感じなのか…。
俺は、ここで覗くだけにしとくか…
って

翔陽 (｡･о･｡)!!

日「あ！A!!」

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

??「誰か来たのか？」

??「A？」

『翔陽…。』

日「こっち!! 先輩!前から言ってた見学の!」

へ？勝手に言われてんの？まじで？

??「おぉ！そうかそうか、俺はバレー部主将
澤村大地だ。よろしくな」

『あ、はい。1年鷹凪 A、です。
よろしくお願いします…。』

澤「清水～、見学に来たらしい、見てやってくれ!」

あぁ、これは逃げられないやつか。
こうして、俺は試合を見学することになった。