【HQ】もう何もするつもりはなかった。【男主】 (ページ20)

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vs青葉城西練習試合ページ20

結局、清水先輩の一言により
トドメを刺されていた翔陽。

緊張して、カチコチだが

そのまま、試合が進んでいった。

ーー

やっぱり、翔陽緊張してるな…。
動きがぎこちない。
自分のボールじゃないものも取りに行くし…。
どうすれば…。って
13対24 このタイミングで翔陽のサーブ!?

開始の笛の音で、すぐサーブに入る翔陽。

バチコーン!!!

影山の頭めがけてヒット…。
あれは絶対痛い…。

煽る月島。

影「お前さ…一体何にビビってそんなに緊張してんの？？
相手がデカいこと…？初めての練習試合だから…？」

日「………」

影「俺の後頭部にサーブをブチ込む以上に
恐い事ってーー…なに？」

日「ー…とくにおもいあたりません。」

ーーー

その後、田中さんからの言葉もあり
翔陽は通常運転に戻った。

それからは2人の速攻も決まり始めて
上手くチームワークが取れ始める。

25対22

2セット目は烏野が取った。

この様子なら、次のセットも上手くいくかもしれない…。

けど、多分。

今、青葉城西の方にはチーム全員が揃っていない。

1番の柱となるセッターが、主将が。

多分、足りてない。