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あの後こっぴどくレイに叱られた。
明日は、もう平日...
皆は仕事や学校なのだ。
「お疲れ様」と言って
落ちていく皆を見て、
レイはため息をついた。
レイは自分の部屋へ行き、
ベッドに倒れ込んだ。
真っ暗な部屋の中、
窓から見える月...
クロノスはちゃんと四季や、
天候、時間がところどころによって
違うのだ。
まるで第2の地球のようなもの。
レイ「...フゥ...。」
レイはため息をつき、
目を閉じた。
あまりにも色んなことが起きたのだ、
クロノスは崩壊へと道を
進んでる気がするのだ...、
いや...もう遅いのかもしれない。
ふと、「楽園」が消えてしまうのだろうかと
考えてしまう、それが
普通なのかもしれない。
レイには記憶が無い。
何故ここにいるのかも分からないまま
クロノスを管理している。
色んなユーザーから叩かれ、
他の管理者に苦痛を
味わらされて、
「出来そこの無い、失敗作の管理者」
だと運営から言われるほど
肩身が狭かった。
レイ「...私ハヤッパリ
使エナイモノナノデショウカ...。
役二モ立ッテルトハ...
思エマセン...。」
辛い、苦しい。
助けてほしいという
感情が入り混じり、
心が痛くなった。
レイは毛布を被り密かに涙を流した。
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作者名:屍人 | 作者ホームページ:http://kurokotan
作成日時:2017年8月21日 12時