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 5話 ページ6

なんか、すっごく美味しそうなんだけど。

ゆっくりハムサンドを一口、口に入れる。

「え、おいしいです。」

 安「それはよかった!!!」

なにこれ、すごく美味しいんだけど。

バーボン、料理できたんだ・・・。

思わず関心しながら、もぐもぐハムサンドを食べ進めていくと、さっきの女性の店員さんが言った。

 ?「安室さん、宮崎さんとお知り合いなんですか?」

 安「いえ、初対面ですよ。」

優しい微笑みを浮かべながら答える安室さんに、店員さんは尋ねる。

 ?「あ、もしかして、一目惚れですか!?すごい質問してましたもんね!好きな人のことは知りたい・・・みたいな!?」

その一言に、私は驚き、安室さんはひたすら微笑み、周りにいるJKは鋭い目つきで私を睨む。

 安「バレちゃいましたか。・・・はい、実はAさんに一目惚れをしちゃいました。」

全く表情を変えずに、そう言うバーボンにとてつもない怒りをおぼえた。

え、店内で何言ってるの!?

初めて見たときは、ちゃんと常識人だと思ってたのに・・・あ、組織に入ってくる時点で常識人じゃないや。

私はとにかくあわててコーヒーを飲み干し、お金をおいて、「お釣りはいりません!」といってポアロを出た。

少しバーボンの発言にドキドキしながらも、あいつは組織のメンバーで油断しちゃいけない、危ないんだからと自分に言い聞かせ、その場をあとにした。

もしかしたら、情報欲しさにハニトラ仕掛けてきてるだけかもしれないし・・・ね。

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作者名:もなか | 作者ホームページ:http://hp/Aaar  
作成日時:2024年1月24日 21時

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