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 42話 ページ46

「すみませんでした・・・。」

 赤「わかってくれればいいんだが・・・な?」

う、圧を感じる・・・。

あのあと私は、23時に秀一の家に帰った。

すると・・・静かに怒りの炎を燃やしている秀一がコーヒーを飲みながら待っていた。

案の定、私は一時間ほどの説教を食らい、正座でちょこんと座り込む。

うぅ・・・もっと早く帰ってくればよかった。

最初は私も反抗してみたけど、全く持って聞く耳を持たない秀一に私は諦めたのだった。

「でも、なんで早く帰るように言ったんですか?」

すると、秀一は鼻で笑ってこう言った。

 赤「それは、降「僕が呼んだからさ」

そういって出てきたのはまさかの零!!!

 降「こっちは仕事をやっとのことで片付けて、今も仕事が溜まっていく一方なのに・・・・君は一体何をしていたんだっけ?」

「ごめんなさい!」

すると、零は深い溜め息をつき、秀一を睨んだ。

 降「はぁ・・・あれもこれも全部貴様の指導が悪いせいだぞ、赤井秀一。」

 赤「さて、それはどうかな?これでもアメリカではAは優秀だとFBIの中では有名だったんだぞ?・・・あぁ、そうか。君はアメリカにはいなかったから知らないのか。」

二人の間に火花が・・・・。

私は早くこの場から逃げたかったので、零に向かって声をかけた。

「ねぇ!・・・用はなんなの?」

すると、ハッとした零がネクタイを直しながらこちらに来た。

 降「実はだな、組織がAたちが行く日に、同じ美術館にいるかもしれないんだ。多分・・・ベルモットがな。」

「うそ・・・・だよね?」

零は苦笑いを浮かべた。

私が安全に零と過ごせるようになる日はいつ来るのだろうか。

そんなことをふと、思った。

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作者名:もなか | 作者ホームページ:http://hp/Aaar  
作成日時:2024年1月24日 21時

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