40話 ページ44
蘭「すみません・・・Aさんにまで付き添ってもらっちゃって。」
「ううん!いいのよ!コナンくんに、こんなに好かれてると思ってなかったから、嬉しいし。」
そう言って、近くにいるコナンくんを睨む。
あのあと、秀一は勝手にコナンくんに「Aを連れて、怪盗キッドとやらが予告を出している美術館に連れて行ってやってくれ」とメールを送っていた。
たぶん、下見をしてこい・・・そういう意味で。
でも、なんで私だけ!?で、なんでコナンくんに頼むわけ!?
もう何がなんだか・・・。
コ「そういえば、キッドはここにある宝石を盗むって言ってたんだよね?」
コナンくんの言葉に、蘭ちゃんのお友達である園子ちゃんが反応した。
園「そーなのよ!キッド様、また私の家で保管している宝石を盗むって予告状出してきたらしいから、美術館においておびき出す作戦にする・・・まぁ、いつものパターンよ!」
蘭「中森警部も今回は気合い入れてるらしいから、キッドも今回は難しいんじゃない?」
蘭ちゃんの言葉に、思わず苦笑いになってしまう。
中森警部・・・毎回頑張ってるのに、キッド取り逃がしちゃうんだよなぁ・・・。
そんなことを考えながら、コナンくんを見ると、不敵な笑みを浮かべていた。
「・・・なにか考えでもあるのかな?探偵くん。」
すると、慌ててコナンくんは言った。
コ「僕、別に探偵じゃ・・・っ!・・・ほらっ!今考えてたのは、キッドキラーってまたお手伝いすることになると思うから、作戦とか考えておいたほうがいいかなぁ・・・って。」
なんかとてもわざとらしいけど、まぁ、いいとしよう。
はぁ・・・当日はテレビとかも来るだろうし、組織に気づかれないようにしなくちゃ・・・っ!
100人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もなか | 作者ホームページ:http://hp/Aaar
作成日時:2024年1月24日 21時